ボブ家のお出かけの時間
わーくわーくわーくわくー♪
わくわくわーく わくわくわくわくわくわく!♪
今日はオハナ(家族)みんなで、おでまめ(お出かけ)の日。
ボブ家の愛車であり、方舟(はこぶね)でもあるモビスケに乗って、遊びに行くんだ!
ドコ行くのかって?
行き先なんてドコだっていいのさぁー。
オハナ全員で行ければ、どんなところだって、楽しいもの。
いつものみどりキャンプ場(我が家のことね)を飛び出して、さぁ、いざゆかん!
ライオンのボブおです。
そんなわけで、今日は朝目が覚めたときから、ドキドキワクワクが止まらないんだよ。
10月の三連休前のキンキラキンキラキンヨービ。ケンイツエンチョーはおうちでてれわく(テレワーク)で午前中だけオシゴトして、終わったらソッコー出発するって。
だから、おれらは起きて早々、いそいそとお出かけフォーメーションを組んだんだ。
我が家は総勢22名。というわけで、大きく二手に分かれるよ。
- ライオンのボブ家三兄弟+すずフクコンビ
- ちびこーず+もつハチコンビ
ライオン三兄弟は、すずフクをオナカの上に抱えて、カーキ色のトートバッグに入るよ。
それからね、小さい子たち(通称: ちびこーず)は、コンテナの中に入るよ。ちなみにちびこーずのなかでも特に極小な子たち(ブサ・ドク・グリ、ちっちゃイーさん、つんまる)はさらにポーチの中に入ってるよ。
そのコンテナを、ハチまる&もっつ(通称: もつハチコンビ)が抱きかかえるんだ。ふたりはかなり大きい図体だから、超特大エコバッグに入ってもらうよ。
そんなこんなで、こーんな感じっ!なかなかの大所帯でしょ?
こうやってオハナ全員でお出かけする場合は、リンくんがライオンボブ家チームを、ケンイツエンチョーがちびこーず+もつハチコンビを抱えて移動するんだよ。
「フゥ。今回もみんな、無事に入ったかー?」
「せーのっ・・・ハーイっ!」
そう、おれはオハナのリーダー。ひとり残らずちゃんとフォーメーションについたかどうかを確認をしなくちゃいけないんだ。
「さ。みんな準備はいい?じゃぁ、点呼するよー!」
自分の荷物を作り終えたリンくんがやってきた。
「じゃぁ、まず、こっちチームから。ボブお!ボブこさん、ボブぞ。すず、フク。いるねー?」
「はーいっ!」
「次っ。もっつー?ハチ?」
「いまーぁす。」
「ちびこーずのみなさぁーん?」
「おいおい!雑じゃね?ちゃんと呼んでよ!」
ちびこーずのリーダーはころすけだ。カラダは小さいが、おれよりもだいぶ年上のオッサングマだ。
「しょうがないな、じゃぁ、おれが点呼するよ。ゴロお、シジマル、イーさん!キハチ、それから、勘九郎、ムツシチ、タビ!」
「ふわぁーい!いまぁす。」
「あと、ちびちびこーずな。」
「いやいや、ソコも雑じゃん!」
ころすけがはしょったところで、リンくんが突っ込み返した。
「はい、ブサドクグリ、ちっちゃイーさん、つんまる。いるねー?」
「・・・。」
そう、彼らはコトバを発しないのだ。発しないのか、あまりにちびちびこ過ぎて、声も小さくて聞こえないだけかもしれないけれど。
「さ、とにかく、全員いるね?」
「待った待ったー!ココ!おれ!忘れてない?」
「あ、泰山か。あ、あとブルね。オッケーオッケー。君らはそれぞれのバッグに入ってね。」
泰山もブルも、愛車モビスケのキーを預かる大事なシゴトをしている。だから、おれらと一緒のバッグには入らず、泰山はリンくんのバッグに、ブルはケンイツエンチョーのポケットに入るのだ。
「あぁ。これで全員準備オッケーだね?」
「待った待ったー!おれ!終わった!行くよ!パソコン持ってくけど!」
お。ようやく、ケンイツエンチョーがオシゴトを切り上げてやってきた。
さぁ。
いよいよ、お出かけの時間だよ!
安全運転で、行ってきまぁーすっ!!!
ボブお