うづめの学校
うぅづぅめぇーのがっこうはぁー♪
そーふぁぁのぉーうえぇー♪
じぃっとみつめてみてごらん♪
そぉっとだっこしてみてごらん♪
みんなでおしゃべりしているよ♪
おで、ライオンのボブぞです。
スズメのうづめが我が家にやってきて、3週間ちょっとが経った。
最初はキンチョーしていたのか、声ひとつ発さなかったのだけれど、最近ではチュンチュンチューンっ!と元気に鳴いている。
おでらが話すコトバについては、話すことはできないけれど、大概は理解し始めているみたい。
でね。ひとりひとりの名前を呼べるようにトレーニングしてるんだ。
題して、うづめの学校。
まずは。
「ねーチュン!亅
「はぁいー、わたし、呼ばれたかしら?亅
ボブこさん。ボブこさんの呼び名は、お姉さんだから、ねえチュン。
「すずチュン!亅
「あっ!すずはウサギのパパですよぉ!」
鈴之助。すずの呼び名はすずちゃん、がちょっとなまって、すずチュン。
「フクチュン!亅
「フクもパパですよー!亅
鰒太郎。フクの呼び名もフクちゃん、がちょっとなまって、フクチュン。
「カミチュン!亅
「あいよ、おれは神さまだからね。亅
ボブお。ボブおは我が家のリーダーでまもり神だから、神さまのカミチュン。
「もっチュン!ハッチュン!亅
「お。おれらももつ&ハチとしてコンビで覚えてくれたのなぁ!亅
もっつ&ハチまるのH&Mコンビは、図体がでっかくてソファで番人をしてくれてるふたり。言いやすくするために、もっチュン、ハッチュン。
「 ・・・、おでのことは?忘れてない?ライオンのさ、三兄弟の末っ子のさぁ。ほら、ね?忘れちゃった?亅
ボブぞが不安になってうづめに聞くの。
すると。
「・・・チュンぞぅ。亅
「はぁー?なんて言った?いま?亅
「チュンぞぅ。亅
「なんか・・・なんだか・・・かわいくなぁいぃーーー。なんでぇー!なんでおでだけ、チュンぞぅ、なの?なんかさ、うづめ上から目線ぽくね?ちょっと偉そうくねぇ?亅
「なんだよ、チュンぞぅ。亅
ひぃーーーっ!
チュンぞぅ。。。ってさ。
なんでおでだけ、チュンが先なの?しかもなんだか愛を感じないよ。
おで、悲しくなってさみしくなって、一生懸命アタマひねって考えついたの。
「おでのことは、ボボチュン!って呼んで?ね?いいでしょ?親愛なるボボチュン、って。亅
「ボボ・・・チュン?シン・・・アイナ・・・ル?亅
「あらっ!素直ないい子!さすがはうづめ!じゃあ、それでよろしくね。亅
「オッケー!・・・チュンぞぅ。亅
「ひぃっ!全然わかってなーい!亅
「ボボ・・・チュン!亅
「それよそれ。ボボチュンってやさぁしく言ってごらん。亅
「ボボ・・・チュンぞぅ。亅
フンガーぁ!
ンー。
おで、うづめの学校の先生になってちゃんと我が家のルールやらしきたりについて教えてあげよーっと。
うぅづぅめぇーのがっこうはぁー♪
ボブぞのむねーのなかぁー♪
じぃっとみつめてみてごらん♪
そぉっとだっこしてみてごらん♪
みんながいっしょに笑ってる♪
「ボボチューン、、、ぞっ!亅
ボブぞ