シロクマゴロオの本屋カフェデビュー

ハァイ。シロクマのゴロオだよ。
ココはドコでしょーかっ?

“ココはドコでしょーかっ?”

ヒント!

  • いっぱい、いっぱい、いーっぱい、本がある
  • 座ってくつろげて、お茶とかコーヒーとかが飲める
  • シロクマのおれでも、ニンゲンのリンくんと一緒に入れちゃう

正解は・・・、本屋カフェでしたー!
今日はね、リンくんと一緒に初めて来てみたんだ。

この本屋さんは決して大きいわけじゃないんだけど、一年前くらいに改装してカフェスペースが併設されたんだ。なかなか入る勇気がなかったんだけど、ついにデビューしてみたの!

朝のオープンに合わせて行ったところ、すでに2人の先客が待っていた。常連客とみえて、手慣れた様子でソッコーで受付をして入っていった。

一方、入口でモジモジと注意事項を読むリンくん。

「雑誌書籍3冊まで持ち込み可」

ぬうぉぉ!ゴロオ!スゴクない?会計前の本読んでいいんだって!うひゃぁ。

ダイコーフンのリンくん。どうやらビニールカバーがされてない本や雑誌なら持ち込んでいいということだった。

今日はとにかくお試しだから、目当ての本があるわけじゃないし、まずはカフェに入る前に本屋さんの売り場を物色だね。
いやぁ、買うほどではないけど借りれるなら読んでみたいよね、でも図書館にはなかなか置いてないものがいいよね。出たばかりの新刊本とか、ちょっとマニアックなテーマの本とか?

リンくんのココロの底からのワクワクが伝わってきて、おれもちょっと楽しい。

なーなー、おれにも一冊選ばせてよ。

え、いいよぉ。ゴロオ、本なんか読むっけ?

いいじゃんいいじゃん、お試しだもん!

おれらはそれぞれ本を選んで、カフェの受付に向かった。

どのお席にされますかー?

単なるカフェじゃなくて、いろんなタイプの席があるようだ。一般的なカフェっぽいフリーなラウンジ席の他に、パソコンでオシゴトをする人のためのデスク席、複数人でミーティングできる席まであるらしい。

じゃ、ココで、お願いします。

おれらは、外からみて気になってたデスク席を選んで、中に入った。ドリンクはセルフだけど飲み放題で時間制。リンくんは活字読むのは早いから、きっと3冊ならざざっと読んでしまうに違いない。

ドン。

白いパーティションに囲まれたデスクに、3冊の本が並んだ。

リンくんの選んだ本はというと、デジカメが壊れて修理に出すか買い直すか迷ってるってことで最新デジカメ機種に関する雑誌と、最新Web技術の解説本の2冊。

なんか、リンくんのくせに、ずいぶんと実益を追うチョイスだねぇ?

何を失礼な!私だってねぇ、いつも画集とか絵本とか小説とか読んでふわふわしてるばっかりじゃないのよぉ。フハハハ!

こういうのはね、図書館に行っても出版から時間が経ってるものが多いから。新しい情報が読めるの、ありがたいのよ。

一理ある。ナルホドね。

おれは、コレ!
『「鳥」の生きざま事典』

あらっ、野鳥観察好きの勘九郎みたいなチョイスじゃない?

ほかにもどうぶつの本はいろいろあったんだけどさぁ、意外とビニールのカバーがかかってて、中身読めないようになってたんだよぉ。コレ、おもしろそうだよ。

いいね。ゴロオ、センスいい。

“3冊まで会計前の本持ち込み可!”
“おれは鳥についての本をチョイス”

本のインクのニオイと、紙ものを読むのにちょうどいい照明と、ときどき聞こえてくる外音。本屋カフェデビューをしてみたら、意外なくらいに快適でワクワクする経験だったの。

おれらは無言で、小一時間それぞれの読書タイムを楽しんでから、満足してお会計に向かった。

2,400円です。

ン?カフェ代だと思ったら、高くない?

アハッ、ゴメン、やっぱり手元に置いておきたいから、買うね。

「・・・それがお前のやり方かー!」

リンくんにとっては予定外の出費だったみたいだけど、おれは本屋カフェ、気に入ったぞぉー。また来よっと。

ゴロオ

一日一種 著 『身近な「鳥」の生きざま事典 散歩道や通勤・通学路で見られる野鳥の不思議な生態』SBクリエイティブ

それがお前のやり方かー!

おかずクラブ ゆいP
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Rin(リン)

ぬいぐるみブロガー、Rin(リン)です。 ライオンのボブ家と愉快な仲間たち、そしてニンゲンのケンイツ園長と一緒に、みどりキャンプ場で暮らしています。 ボブ家の日常を、彼らの視点でつづっていきます。

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