あ。誰かに似てる
ン・・・?既視感。
あ。誰かに似てる。
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「やぁ!みんなー!!!ボク、・・・」
「・・・ツキノワグマもっつだよ!!!!!」
ってオイッ!
リンくんってば、ンもうー、やらせないでよね。
チーバはチーバでも、わっし、夢の国には住んだことないし。赤いパンツはいてないし。マウスじゃないし。リボンつけたかわいいカノジョもいねーし。
なんでわざわざ鼻つまんでまで甲高い声出さなきゃいけないのよ。
アハッ。もっつ、寝起きのわりに、意外とノリいいじゃないの。
リンくんはそう言って、わっしの後頭部をモシャモシャしてきた。なんだか急に照れくさくなって、グチャグチャした気持ちになった。いい加減、シジュウにもなるんだから、こういうときにスマートに振る舞えるようになりたいものだけど、うまく考えがまとまらない。
もっつは、いくつになっても、かわいいなぁ・・・!(モシャモシャ・・・)
ムゥ・・・。もっかい、寝よ。グゥ・・・。
もっつ
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