歌の時間
ボブぞです。
おでは歌が好きだ。
いろんな音楽に詳しい、とか、ちょっと人より上手に歌える、とか、楽器を演奏できる、とか、そういうことじゃない。
ただ、歌は好き?嫌い?って聞かれたら、うん、好き。サビを口ずさむよ、でもサビ以外はわからないからホニャホニャしちゃう。あと、最近は行けてないけれど、カラオケではしゃぐのも大好き。
うん、それくらいだけど、歌が、好き。
我が家の愛車モビスケは、ハードディスクナビじゃないから、CDで音楽を聴くんだ。リンくんがC”DJ”で、気分に合わせていろんなCDを入れ替えるの。中古で掘り出し物のタイトルを見つけては、知ってる曲も知らない曲も、モビスケの中でいっぱい、繰り返し聴くんだ。
早朝の田舎道で聴くのは、宇多田ヒカルの天然水の透明感。
午前中の街なかで聴くのは、スピッツのカバーで椎名林檎から始まる1枚。
夕方以降は80年代のコンピレーションアルバム。おれらはオンステージ!で、変わりばんこに、アイドルからロックスターまで、ヒッパレばりに大熱唱する。
そして、夜、車中泊の時にエンジンを停めてから聴くのは、もっぱら佐野元春やはっぴいえんどだ。夜が深まれば深まるほど、時代が戻っていくみたいだ。
リンくんがある日、CDをポチってした。
え?新品?
そう、めっちゃ久しぶりだよ、新品でCD買ったのなんて。中古、見つけられなくて。
おで、コレ、知ってる。
おーもいでーはモーノクローム🎵
いーろをつーけーてくれー🎵
おで、懐かしい、っていう感覚、この曲を聴いて知ったんだ。まだ6才だけど。
ねぇねぇ、リンくん。大瀧詠一、聴いてるライオンって、おでらのほかに、いるかなぁ?
いんやー、なかなかいないじゃない?少なくとも6才のライオンにしてはなかなかおませさんだねぇ。
でへっ。
あぁ。10月に入ったね。キンキュージタイセンゲンも解除になったしさ、ようやく涼しくなってきたからさ、久しぶりにモビスケで車中泊でどこかドライブ遊びして、大瀧詠一ナイトしようぜっ!
おで、いぃぃっぱいおもいでつくりたいの。いろんな歌とともに、ね。
ね。おねがいだよ。
おーもいでーはモーノクローム🎵
ボブぞ
想い出はモノクローム 色を点けてくれ
大瀧詠一『君は天然色』