イッチニッサンシー
イッチニッサンシー
イッチニッサンシー
マダマダイケルゼモウイッカーイ!
イッチニッサンシー
イッチニッサンシー
G.I.ジョーが10人。
迷彩服にヘルメットをかぶって、今日は丸腰でランニング中だ。
救急車が通り過ぎるみたいに、あっという間に掛け声が近付いてきて、
マダマダイケルゼモウイッカーイ!
と叫びながら、あっという間に去っていった。
G.I.ジョーがいなくなると、周りは今日も、セミの声が優勢だ。
そこへかすかに鳴く鳥の声と、通り過ぎる車やバイク。そこへ、ピンク色と白色の女の子たちが樹の下で笑い合ってる声が混じる。
ボブぞです。
朝の片岡さんの予報によれば、今日は昼間、33度まであがるってさ。急な雷雨にも注意だってさ。
夕方4時を過ぎてみどりテラスに出てみると、日陰ができてていい感じ。雨雲の気配もナシ。リンくんにね、みどりテラスにキャンプイス出して、まったりと本でも読もーよ、一緒に行こ?って、誘われたの。
風がここちよしーってリンくんは言うけれど、まだまだ若手のライオンのおれらは体重がとっても軽いから、ちょっとタテガミがゆらゆらして、なんならカラダごと持っていかれそうだ。
なにせ、ここ、みどりテラスは吹きっさらしなのだ。
リーンくーん、今日はおでら、お部屋の中がいぃー。飛んでっちゃうよぉ。
リンくんとは違うだよぉ。飛んでっちゃったら、リンくん、泣くでしょ。叫ぶでしょ。
そだね、風、強いね。私はここちよしだからもちょっとテラスにいるからね。
うん、わかった。
あ、ねぇねぇ。G.I.ジョー、2週目来たら、呼んでね。おでも、一緒に走るから。
イッチニッサンシー
イッチニッサンシー
マダマダイケルゼモウイッカーイ!
いつもゴクロウサマでっす!
ボブぞ