イオンで”オーパス・ワン”を知ったライオン

クンクン・・・クンクン・・・
ぐぅるぐる、ぐぅるぐる
目の前に置かれたグラスにちょびっとだけ注がれたルビー色の液体。
おでは小さな青い爪がさんぼんついた右手で、そっとグラスを持ち上げて、ユラユラと水面のゆらぎを眺める。
「んじゃ、カンパイ」
ケンイツエンチョーとリンくんの音頭に合わせて、おでは右手に持ったグラスを少しだけ上にかかげた。
オトモダチのみなさん、こんにちわーに!
おで、ライオンのボブぞ!
今日ねーあのねー、チーバの津田沼っていう街に今週オープンしたばっかりのイオンモールに遊びに来てみたの。
正確にいうと、もともと以前からイオンはあったんだ。あったんだけど、その隣のイトーヨーカドーが閉店しちゃった後、その跡地もなんとイオンになったの。だからNorthとSouthっていうふたつの建物として拡大してのリニューアルオープンとなったってわけ。

「ねぇねぇ、新しい津田沼のイオンにさぁ、イオンリカーが入って、しかも角打ちできるらしいよ。か・く・う・ち!」
到着前にスマホでフロアマップをチェックしていたリンくん、かなりはしゃいでいる。
あ、角打ち(かくうち)というのは、酒屋さんの店先で飲ませてくれる立ち飲みスペースのことね。
実際に店舗に到着してみると、入口はいってすぐのところに立派なお酒コーナーが広がっていた。
「もう1階の入口がイオンリカーなんだ!うひょー!ピカピカキレーイ!お酒の品揃えいっぱーい!」
イオンモール津田沼Southがオープンして初めての週末、しかも今日は三連休の中日、当然ながらお客さんでにぎわっていた。
・・・といっても行列をなしているとかではなかったから、人混み嫌いのリンくんでもスルスルと入店していっちゃうレベル。
「いいねぇいいねぇ!ワクワクするねぇ!」
アイランド形式の提供スペースの一辺にカウンターが設けられていて、そこには思い思いにお酒とおつまみを楽しんでいるお客さんたちが見える。老齢の御夫婦もいれば若いカップルも、またおひとりさま客もチラホラと。
「おでらも飲もうよぉー飲もうよぉー!」
「もちろんでしょ!」
というわけで、注文すべくレジに並ぶ。角打ちスペースのレジは1台で、リンくんの前に一組のお客さんが注文をしている。
上を見上げると、大きなモニターにイベントカレンダーなる情報が大きく表示されているの。
「ほぉ!ココでお酒のイベントやるんだね。すごい本格的。」

ボンヤリと店内を見回しつつレジ待ちをしている間、カウンターの中からとある呼び込みの声が聞こえてきた。
「本日イオンリカー津田沼オープン記念、“オーパス・ワン”の有料試飲行っておりまーす!」
「へ?なんだって?」
「ン?なになに?」
「本日、“オーパス・ワン”先着限定数でご提供しておりますー!」
ふはっ!ふへっ?
ケンイツエンチョーとリンくん、顔を見合わせている。
「なんだよなんだよおでも混ぜてくれよー!」
おでもリンくんの腕の中で抱っこされながら、さんにんで顔を見合わせる。
「“オーパス・ワン”ってさぁ、すげーいいやつでしょ?」
「うん、わたしでも名前知ってる。」
「グラスで飲めるの?ココで?」
「イオンで?」
ほう・・・!
そのとき、リンくんの会計の番が回ってきた。
「お待たせいたしました。いかがいたしましょう。」
「えーっと!“オーパス・ワン”の試飲ふたつ、お願いします。」
「う・・・あ、えっと。」
一瞬、戸惑う店員さん。
「申し訳ございません、ただいま残り1つのみとなっておりまして・・・。」
「あら、そうなんですね。じゃぁ、“オーパス・ワン”はひとつで、あとは別の・・・えーっとあとこのオープニング記念の100円のグラスワインを。」
「承知いたしました。」
ホッ・・・!なんとか滑り込みセーフか?どうやら限定数ラスイチだったようだ。
「では、お会計、2,278円になります。」
ふはっ!ふへっ?
スマホのAEON Payの画面を開きつつ、あからさまに驚いているリンくん。
要するに、“オーパス・ワン”の試飲は1,980円(税抜)なんだそうだ。
いやー!高級な貴重なワインだとは知っていたけれど、そこまでとは・・・!普段500円のボトル飲んでる我が家からすると、本当に身の程知らずかもね?
しかもリンくんってばさぁ。
「あ・・・ヤバイ、AEON Pay残高足りないわ・・・。1,600円くらいしかない。」とかいって、レジ前で挙動不審になりかけている。
「おれが現金で払うからいーよ。」
ケンイツエンチョーはそう言って手を差し伸べてくれた。
「ありがとう、すまぬ・・・。。。まさか足りないなんて思ってないからさ。」
というわけで、人生・・・いやライオン生初めての、カリフォルニアはナパ・バレーからやってきた“オーパス・ワン”(OPUS ONE)ちゃんのお目見えです!
どーん!



では・・・100円の白ワインと1,980円の“オーパス・ワン”でカンパイしようとしたところ、店員さんに声をかけられた。
「ちょっと待ったー!!!」と言ったかどうかは覚えていないけれど。
「あの、今確認しましたら、もう3杯ほど試飲取れることになりまして。先程お断りしました経緯もございますので、よろしければ優先的にご案内いたしますがいかがでしょう?」
ふはっ!ふへっ?・・・ほう!
本来であれば、朗報。だけれども、お値段を知ってしまった以上、懐具合と相談しなければならぬ。
「ケツゥ(ケンイツエンチョーの略)、・・・どーするの?」
おでが上目遣いでケンイツエンチョーに小声でささやくと、ケンイツエンチョー、財布を持ってレジへと向かった。
「もう一杯、ください。」
と。
うっはー!やった!やった!これで無事に一緒にカンパイできるな!やった!やった!
30mlなんて本当はひとくちなんだよ。だけれども、よぉく香りをかいで色を見て、それからちょびっとだけ口に含む。
リンくんの最初の感想はというとね。
「うはー!コレが“オーパス・ワン”ですかぁ。わたしの人生で飲める機会があるなんて思ってもみなかったから。しかもイオンで!すごい経験かもね。」
おでも!おでも!おでにもチョーダイ!
肝心のお味はというとね。ひとことでいうと、
「・・・意外と、普通!」
いわば、最高級に磨き上げられたスタンダードなのかもしれない。
お高いワインって、もっとどっしーりと重くて渋みがあるとか、クセがあってスパイスっぽいとか、そういう、飲んだことのない味がするんじゃないかと恐れてもいた。
けれど、あらまーどーしたことでしょう。
このルビー色の液体ちゃん、すんなりとおでのおくちに入っていってねぇ。スルスルっと飲めちゃったの。
お日さまみたいな味?栄養ありそうな味?
ワイン用語だとあれでしょ?
ベリー系の心地よい酸味とジューシーさ、丸みを帯びた適度なふくよかさ・・・みたいなやつ?
おで、そーいうのよくわかんないけど。
ペロッと飲み干したニンゲンふたり。うれしそうな顔してる。良かったなぁ、2杯確保してもらえて。
オハナ(家族)ってさ、一緒におんなじもの飲んだり食べたりして、おいしいもまずいも一緒に共有してさ。それでおんなじうこ(※排泄のことです)するんだよ。そうやって、おでら、仲良く暮らしてるの。
「なぁなぁなぁなぁ!この世にさぁ、“オーパス・ワン”飲んだことあるライオンっているかなーぁ?」
「えー!いるわけないでしょ!ボブぞが初めてだよ!」
「そうそう、ボブぞ、すげーなぁ!ニーちゃんやネーちゃんにも自慢しなくっちゃなぁ!」
おで、おうちに帰ったら、お留守番してくれてたニーちゃんとネーちゃんに、フゥーって息吹きかけるんだ。それでね、クンクン・・・クンクン・・・って匂いをつけるの。
そしたらボブ家ライオンさんきょうだい、みんな“オーパス・ワン”の匂いになるもんね?ね!
「ボブぞは家族思いのやさしいライオンだなぁ!」
えっへん!
おで、ボブぞ。イオンで”オーパス・ワン”を知ったライオンだぞ!

ボブぞ
ちなみに”OPUS ONE 2021″ボトル、同イオンリカー津田沼店での売値は80,000円でございました(2026年3月時点)
単純計算させてもらったけど、この試飲はそれでも破格の値段だった!
高級ワインの世界は恐ろしや・・・
“OPUS ONE 2021” イオンリカー
https://www.aeondewine.com/shop/g/gA106-4560461954770/?gad_source=1&gad_campaignid=23673830060&gbraid=0AAAAADfZuJBUeRjT9S8DDw3oNf-kKvyrC&gclid=Cj0KCQjw7IjOBhDyARIsAFzrWQwVa2NA5zTqSqXb69FX4MQbqsx6fsZm4xeKwAYW1h1EXzG9yToWhpUaApX7EALw_wcB
オーパス・ワンは、ボルドーメドック格付け第一級、シャトー・ムートン・ロスチャイルドを所有するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵と、カリフォルニアワイン界の重鎮、ロバート・モンダヴィ氏という2人の巨匠が見た夢のワイン。 2001年から醸造責任者を務めるマイケル・シラーチ氏はその夢の担い手として、最上級のワインメイキングを実現しています。果実を最高の状態で収穫するためのナイト・ハーヴェストを実施し、各パーセルを区別、発酵中は毎日全てをテイスティングし、慎重にブレンドします。そして12社もの異なるメーカーの樽を入り混ぜ、18カ月熟成してオーパス・ワンは出来上がります。「最高品質かつ唯一無二のワインを造る」というオーパス・スタイルを追求するため、常に最新技術を取り入れたワイン造りにいち早くチャレンジしています。そしてその年の特徴を精緻にワインに映し出しながら「ボルドーとカリフォルニアの融合」、そのバランスを毎年模索し続けています。このような弛まぬ努力の結果、ここ10年ほどでオーパス・ワンは偉大なる進歩を遂げています。 2人の巨匠がこの世を去った後も今なお、終わることのない夢が受け継がれています。 生み出された2021年のワインは、カベルネ・ソーヴィニヨン93%、カベルネ・フラン4%、メルロ0.5%、プティ・ヴェルド2%、マルベック0.5%のブレンド。フレッシュな濃い果実のアロマを呈し、かすかに森の下草や黒鉛のニュアンスを感じます。丸みを帯びたまろやかな舌触りとサテンのようなきめ細やかなタンニン、そして緻密な酸が、カシスやブラックベリーなどのクラシックな風味を包みこみ、一体となって果てしなく続く長い余韻へと導きます。アタックから余韻まで一貫して、健やかに成育した果実のパワーを凝縮させたような弾むような躍動感に溢れた印所があります。歴代のオーパス・ワンの中でも圧倒的な完成度を誇っており、良年の恵みを余すことなく体現。リリース時からでも十分お楽しみいただけますが、その成長過程を楽しむように、数年置きに嗜みたい逸品です。
AEON de WINE (イオンリカーオンライン)の商品説明より引用
イオンリカー津田沼店
https://www.aeon.jp/sc/tsudanuma/shop/store/service-504.html
▼オープニングイベントについてはコチラ▼
https://www.aeondewine.com/shop/c/c066041?srsltid=AfmBOopvnWMFUepqVlJYBMTuipMmDbugkFKj7GyvSCrvAASDeDffxWBD

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