すずちゃんの野鳥にびっくりでSHOW – 第27回 カモさんがやってきたの!

パタパタパタパタ!
こんにちわーに!ウサギのすずちゃんこと鈴之助でっす。
今日も今日とて、鳥さん探し散歩に来たよ。
本日、10月10日、昔は体育の日っていって、確か晴れの確率が高い日なんだよね?いまは月曜日の祝日に変わっちゃってスポーツの日になったけど。
そんなわけでとっても気持ちがいい秋晴れ!暑くない、寒くない!そして昨日みたいに風も強くなくてとっても穏やかなの。
一年中こんな気候だったらサイコーなんだけどねぇー!でもそれじゃぁつまんないかな?
さてさて、今日の干潟の景色は、というと、こーんな感じ!

ン?んー…あれ?なんかいつもより水が濁ってる!不思議な色してるよ、白濁した青緑っぽい色、まるで入浴剤を入れたみたいだ。
青緑っぽいのは青空を反射してるんだと思うけど、どーして濁ってるのかなぁ…?
あとでレンジャーさんに聞いてみよーっと。

さっそく観察小屋へ。すると…
「うわぁ!リンくーん、見て見て!カモさんたちがいっぱい!」
「わ!ホントだ!数が随分増えたねぇ!あ、しかも、カルガモだけじゃないね、えーっと…」
「すず、わかるよ!コッチはねーぇ、ハシビロガモ!それから…」
「あ、アッチは、わたしもわかるもん、オ…」
「オナガガモ!!!」


アハッ!リンくんとすずとで同時に回答!
えっへへへ!
カモさんは基本冬鳥で、夏の間は北の方で繁殖して、その後越冬地として日本にやってくるんだ。(ただし、カルガモは留鳥といって一年中日本にいる。)
「…ってえことは…?」
もう冬っ?!
ひゃーあ!びっくりびっくり!すずちゃんの野鳥にびっくりでSHOWぉぉぉぉぉっ!!!
鳥さんの生態によって季節を感じるだなんて、すずもまた一歩鳥博士に近づいたかもしれないよ。
「ま、まだ冬には早いけど、着実に冬に向かって鳥さんたちは準備をしてるってことだね。先週はこんなにカモさんたちいなかったもんね、すごいねぇ。」
今日も新しい発見があったよ。すず、鳥さんだぁいすき!
そのあとは干潟の遊歩道をゆっくり1周歩いたの。全長3.5kmほどだけどもう慣れちゃった!
ヒヨドリさんやムクちゃん(ムクドリ)、それからスズメチュン、シジュちゃん(シジュウカラ)なんかの身近な鳥さんはもちろん、干潟ならではの水鳥さんたちもいるよ。
特に「シギチ」と呼ばれる、シギ・チドリ類の鳥さんたちが集まってくるのは、ココ谷津干潟の特徴でもあるよ。カモさんたちのように冬を過ごすのではなくて、春と秋の年2回、数週間(少なければ数日間)、休憩(中継)のために日本に立ち寄る鳥さんたちなんだ。(旅鳥と呼ぶよ)
今日見かけたのは、カラダの小さなトウネンさんの群れ、それに混じって目が大きなメダイチドリさんだよ。集団で行動するんだけど、干潟の砂場や貝殻の色に溶け込んじゃうような羽根の色をしてるから、よーく目を凝らして探すんだ。
「まるで『ウォーリーをさがせ』だよね?」
リンくんのいうとおり。鳥さんたちを探すのってとっても楽しいよね。




ぐるりと一周歩いてきたところて、最後は観察センターの中に入って、休憩!そして、常駐しているレンジャーさんたちとお話するの。

今日見られる鳥さんの種類だとか、どのあたりで何時ごろ見たか、とか、何してたか、とかについて、お話を聞くんだ。その時間もとっても楽しいの。
毎日ホワイトボードを更新してくれていて、それを見るのも楽しみ!


あれー、この種類は見かけなかったなぁ、ということが大半だけれど、ごくたまぁに、ココに載ってない鳥さんを見つけちゃったときなんかは、エッヘン!って気持ちになるよ。(ちなみにレンジャーさんはご自身の目で確認してから記載します)
さぁて、広々とした窓を見渡せるベンチに座って、休憩しよっと。

https://bobingreen.com/2025/10/10/16664/
バードウォッチングさいこー!
楽しいなー楽しいなー!
以上、今週のすずちゃんの野鳥にびっくりでSHOWでした
また次回お楽しみにー!
鈴之助でした!
すず(鈴之助)

「すずちゃんの野鳥にびっくりでSHOW — 第26回 ミサゴさんおさかな捕まえたの!」
https://bobingreen.com/2025/09/30/16445/

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