テン!テン!テンテテーン! – ボブお10才生誕祭

ペンペペーン!ぺぺぺペーン!
アッ間違えちゃった!
テンテテーン!テテテテーン!
ボブおさん、おたんじょうびおめでとペーン!
本日6月15日は、ライオン三兄弟の長男で我が家のオハナ(Rin注: オハナとは家族、つまりぬいぐるみたちのこと)のリーダーである、ボブおさんのおたんじょうびなのだっ!
しかもーぉっ!
「テンテテーン!テテテテーン!テン!テン!テテンがテン!」
つまぁりっ、ジュッサイなのだって!10才!
「ボブおが黒猫に連れられて、玄関先で、『よぉ』と我が家にやってきて10年・・・!いやぁー、10年はすげーなぁ。」
ケンイツエンチョーが感慨深そうにつぶやく。
今日はわたし、ハンペンがパーティーの取り仕切りをするのだっ。
去年の9月にやってきたばっかりの一番の新入りだしね、いろいろと支度をするのは得意なんだペン。
まずは壁を飾り付けて・・・
それからいろんなバースデー飾りを配置して・・・




あっそうそう、リンくんが描いたバースデーイラストもちゃんと飾らないとね。


それから、記念撮影の前に、ボブおさんの立ち位置を決めたり、ボブおさんのおひげを整えたり・・・!


あー忙しペン!忙しペーン!
でもなんだか、ものすごく楽しいペーン!
ボブおさんの10才のおたんじょうび、超楽しいペン!
さ、整ったところで、っと。
「リンくーん!準備できましたっ!撮影よろしくお願いしますペン!」


テンテテーン!テテテテーン!
わたしがゴキゲンではなうたを歌っている間に、リンくんは自分のデスクからカメラを持ってきて、ライティングやレフ板の調整をして、それからシャッターを押し始めた。
カシャッ!カシャッ!


「んもー、いいよぉ、おれの記念撮影なんてさぁテキトーでいいのよ、テキトーで。」
「まぁまぁボブお、そうはいってもさ、今日はアナタが主役でしょ?それに、記念すべき10才だよ?」
「んーまぁなぁ。。。おれ単体よりさぁ、みんなと記念撮影してくれよ!おれ、独りぼっちじゃなくてさ、オハナのみんなに囲まれたいぞ。」
ペンペペーン!そういうと思ってましたっ!
「んじゃっ!全員しゅうごーぉっ!」
わたしは勢いよく家中に響き渡る声でみんなを呼んだ。
「ハイッ、みんな押さないでね、押さないでね。ちゃんと順番に、全員お顔が見えるよーに並んでくださいねーっ!」
カラダの大きいひと、小さいひと、もっとちびっこいひと、平たいひと・・・さまざまなうちのオハナ20数名にひな壇に並んでもらうのも一苦労なんだペン。
ようやくみんな位置が決まったところで。
「あれ?そういえば、ハンペンはどこに入るの?」
カメラを構えて待っているリンくんに聞かれる。
「えっとねー、ハンペンはココだペーン!ペンペペーン!ペペペペーン!」
わたしはするるるっと本日の主役、ボブおさんのアタマの上に乗っからせてもらった。
「アハハッ!ハンペンが一番の主役じゃないかー!」
そう言ってボブおさんがクスクスと笑うと、わたしの軽いカラダがコショコショと揺れた。ボブおさんのカラフルなたてがみはふぅわりとしていて、ちょっとこそばゆいような、あたたかな、ひなたぼっこをしているようなそんな特別な感じがした。
「んじゃーみんな、撮るよー!ハイッ!」
カシャッ!
カシャカシャッ!

リンくんがカメラの設定をいじくりながらシャッターを何度か押した。
「はーい、みなさんおつかれさまでした!撮影は終了!じゃ、レッツパーテイー!」
今日はボブおさんの10才のおたんじょうび。
改めて、オハナ全員から、このコトバを贈ります。
せーのっ・・・
「ボブおさーんっ!10才のおたんじょうびおめっとー!!!ハッピーバースデー!」
さぁさぁ楽しいイチニチの始まりだよっ!
サイコーのパーティーになるように、わたし、頑張りますペン!はなうたを歌いながらね。
ペーンペペーン!ペペペペーン!
テーンテテーン!テテテテーン!
ハンペン



▼余談▼
このストライプの布は、なぜかボブおさんが自分の誕生日にリンくんに送ったパジャマパンツなのだ!オシャレで機能的な寝間着でちゃんとカラダ大切にしろよってことらしい。ってことで、記念に一緒に写しておいた!

▼昨年2024年のボブお誕生日のお話(リンくんが入院中でビョーインでお祝いした・・・)▼
「入院患者の皆さまへお願い?否、鰻とおれのたんじょうび – リンくんが入院した その2」
https://bobingreen.com/2024/06/15/9456/