推しライオンといっしょ – 「推しぬいといっしょ」、ボブこの京成バラ園さんぽ

「ひゃぁー!思ってた以上に人多い!」
「なぁに言ってるのよ、自分だってニンゲンなくせに。」
「このなかのどれくらいの人がぬいちゃん連れてるんだろーね?」
「うーん、どうかしらねぇ、一年で一番の開花ピークだから、この混雑とぬいイベントとはほとんど関係なさそうよね。」
こんにちわーに!ライオンのボブこです。
今日は我が町が誇る観光名所、京成バラ園にやってきてるの。
我が家の京成バラ園の年パス生活はまる3年になろうとしていて、毎月・・・とはいかないけれど、季節ごとに変わる花を愛でつつおさんぽするのにとってもいい場所なの。
そんな京成バラ園で、昨年2024年の春シーズンから始まったのが、「推しぬいといっしょ」の日。今日がまさにその日なのよ。
「推しぬいといっしょ」の日とは?まぁこのブログ“Bob in Camp Green”に遊びに来てくれているオトモダチには説明は不要かもしれないけれど、いちおう説明しておくとね。「推しぬい」、つまり、推しのぬいぐるみさんを連れて遊びに来るといいことあるよーっていう日のことなの。
色とりどりのバラが満開に咲き誇る園内。どこを切り取っても絵になるのに、さらに、ぬいぐるみさん専用に、テーブルと座らせたり立たせたりすることができるぬい撮りスポットが用意されていたり、ぬいちゃん連れの人には、先着でドライフラワーのプレゼントがあったりするんだよ。そのドライフラワーのアレンジメントもとってもかわいくて、ぬいちゃんに持たせたりして撮ることができるの。
昨春シーズン、京成バラ園が企画した初の「推しぬいといっしょ」デーは6月の平日開催だった。うちのリンくん、その日はTwitter・・・あいや、Xのオトモダチぬいさんたちと一緒に、園内をおさんぽしてお写真を撮ったりそのあとランチしたりして交流したの。わざわざ2時間くらいかけてチーバまでやってきてくれたオトモダチもいてね、とっても楽しい時間を過ごしたんだ。
その後、昨秋シーズン、今春シーズンはそれぞれ平日・休日の2日間が設定されるようになってね。X上でも話題になって見かけるようになったから、ぬい好きの間ではひとつのイベントとして定着しつつあるのかもしれないね。


そんなわけで、今回もやってきたよ、「推しぬいといっしょ」!
「ン?誰がぬいですって?」
一応、リンくんに聞いておく。
「あっ・・・えっと・・・ボブこさん・・・?」
「(スーン・・・。)」
「ボブこさん、一応、今日はぬいってことで。」
「・・・しょうがないわね。わたしはライオンよ!ぬいじゃないもん。」
「ハイ、わかってますってー。」
そうやって、いつものくだりをやっておく、わたしたち。リンくんはニンゲンのふりをして、わたしはぬいぐるみのふりをして、いざ、入園。


青い入場ゲートで年パスを見せるリンくん。
「あのーぬいちゃん連れなんですけれども・・・?」
係員のオネーさんに聞くと、申し訳なさそうな表情で、こう返ってきた。
「あ、推しぬいのプレゼントでしたら、チケット売り場でお渡ししてますので・・・。お戻りいただけますか?」
「ハーイ!わかりましたぁ。」


幸いにも有人のチケット売り場には待機列は長くなく、すでにチケットを持っている人かもしくは自動販売機でチケットを買う人がほとんどのようだった。
わたしたちの入園が午前11時。開園時間から2時間近く経っていたけれど、先着のドライフラワープレゼントはまだ残っていた。
「ありがとうございますぅ。わ!かわいいー!」
窓口の方にお礼を言い、改めて入園する。
「ボコちゃん、めっちゃ似合うね!」
今回のドライフラワーはわたしが今日はいているピンク色のチュールスカートと、同じ色の包装紙とリポンで包まれていた。小さなバラが3本、それから、花の名前はわからないけれど、黄色い小さなあしらいもあって、すごく素敵。
「うふふ、そーぉ?アリガト。」

そうそう、最近のリンくんはわたしのことをボコちゃんと呼ぶ。なにか遠慮がちなときだけ「ボブこさん」というけれど、わたしはボコちゃんと言われるのは嫌いじゃない。
園内にはこれまで見たこともないくらいのニンゲンたちで埋め尽くされていた。普段からほとんど平日しか来ないし、なんなら朝や夕方などピーク時間をずらして来ることが多かったから、こんなにまで混んでいるバラ園は初めて見る。
驚いたのはトイレで行列ができていたこと。そんなの初めてだよー!ってリンくんが騒いでた。
昨秋の「推しぬいといっしょ」の日はあいにく雨に降られてしまったけれど、今日はサイコーのお散歩日和。むしろ気温が高く日差しも強くて、まさに初夏の陽気だ。
さぁて、勝手知ったる京成バラ園。果たしてどのあたりならゆっくり写真撮影ができるかしらん?だなんてぐるりとあたりを見回してみる。

寒い時期から日々丁寧な手入れをしてくれている京成バラ園。いまが一年で最もバラが満開に咲き誇っている時期だから、どこを切り取ってもいいには違いないけれど、今日は日差しが強いこともあって、逆光にならないような場所を探すのはちょっとしたコツが必要なの。
リンくんがあーだこーだと画角を検討している間、わたしはニンゲン観察。
おしゃれを決め込んだ若いカップル、ご近所風情のシニアの御夫婦、4人きょうだいのちびっこ連れを追いかけるママさん。それから日傘にバックストラップのヒールサンダルを合わせたおしゃれなマダムグループ。
ロリータファッションのグループに、いわゆるポトレっていうのかしら・・・モデル&カメラマンの二人組・・・、プロカメラマン連れのウェディングフォトとまぁまぁ多彩だ。
うちの近所に、まぁこんなにも人が集まってきたものだ、とつくづく思ってしまう。
そんななか、ちらりほらりと見かけるのがぬいちゃん連れのニンゲンたち。二人組もしくはグループで来てる人が多そうだけれど、ひとりで黙々とぬいちゃんと対峙している人もいる。
ぬいちゃんの種類はさまざまだけれど、わたしみたいな(わたしはぬいぐるみではなくライオンだけれどもっ!)ノンキャラクターのふわふわ系どうぶつぬいは意外と多くなくて、とにかく多いのが、フェルト製の人形タイプの、文字通りの「推しぬい」。同じぬいぐるみでも、我が家には人形タイプのオハナ(家族)はいないのだけれど、最近だと推しぬいを手作りする人も増えていて、そういう人こそぬい撮りをしてSNSに上げたりするから、おのずと多く見えるのかもしれない。
それから、ディズニーとかスヌーピーとかのキャラクター系のぬいぐるみさんも結構見かける。
「たくさんぬいさんは来園してるけれど、フッツーのクマちゃんとか・・・あんまりいないものねぇ?」
汗をにじませながらまだカメラと苦戦しているリンくんに話しかける。
「あー・・・そうねぇ。ホントにねー。いま、ぬいぐるみ、っていうとソッチなのかもしれないねー?出口調査とかしたら面白そうだよね。」
リンくんからは謎の返事。
「ま。こんなにカラフルで美人のライオンさんを連れてるニンゲンは、他にはひとりもいないと思うけどね!」
「あらん、ちゃんといいこと言うじゃない。そーよ。わたしは唯一無二よ。」
「そうだよ、ボコちゃんのことひと目見たらみんな忘れないと思うけどなぁ。美人・・・いや、美ライオンさん過ぎてね。」
わたしたちはできるだけ人の少ないところを探して、それから撮影を重ねた。毎回撮るバラ、お初のバラ。京成バラ園は何度来ても新たな発見があって楽しい。バラとひとくちに言っても種類は多様で、品種によって時期のピークがずれるからそれを楽しむのもいい。
今日のお気に入りはフランボワーズ・バニーユ、という濃ピンクと白が混ざった品種ね。



それから、いつもお決まり、コテージガーデンの入口でも。


ステファニー・グッテンベルグというごくうすピンク色の品種、地面に近く低い位置で咲き誇っていたので、わたしの背丈にもぴったり。

真紅のつるバラ、つる ラ セビリアーナ。ゴージャスというコトバがもっともふさわしい、春だけのお楽しみね(つるバラは基本的に春しか咲かないのです)。



ちょっとベンチで休憩。そういうときもエレガントさを忘れないようにしなくっちゃ。「推しぬいといっしょ」の日のプレゼントでいただいたドライフラワーの花束も一緒に。





コチラ、ちいさなちいさなつるバラ、つる 八女津姫。木も小さければ花も小さいから一見して地味かもしれないけれど、モコモコとした花の付き方は立派で、わたしは大好き!


こちらは今回見つけた素敵な撮影スポット。「ベルばら」のテラスの下、レンガづくりの壁の前で。朱色の一重のバラが満開で迎えてくれて、なんだかまるでモデルさんになったみたいなキモチになれたわ!


アルテミスの花園エリア付近の遊歩道でも。アーチをくぐるごとにふぅわりと香りが重なって、優雅な気分になるの。



そして、忘れちゃいけない、コレが「推しぬいといっしょ」の日の特別ステージよ!先客がいたから、そぉっと離れて待っていたの。
可愛らしいカゴが用意されていて、小さいぬいさんならこのカゴに入ることができると思うの。わたしは横にスッと立ってみたわ。いかがかしら?

午後になって少し風が出てきた。ランダムに風が吹くたびに、立派なアーチから花びらがハラハラと落ちてゆく。桜吹雪ならぬ、バラ吹雪。いや、吹雪というほどには枚数は多くないのだけれど、それでも風に乗って散りゆく花弁からは、ものすごくいい香りがするの。
リンくんはこのバラの香りの風を写真に収めようと必死で連写していた。
わたしはもうカラッカラに渇いたノドを潤したくて、そろそろ帰ろうよ、とリンくんを促す。
「うん、あともうちょっと。もうちょっとだけ。」
そう言ってからのリンくんは30分以上粘っていたけれど、結局、暑さと疲れのピークで、わたしたちは退散したのだった。


「で?撮れたの?バラの香りの風は。」
「うん。多分。家帰って確認してみないと・・・。あ、ボコちゃん、今日、アリガトね。」
近くのショッピングモールで、アイスコーヒーをストローで吸いながら、リンくんが答える。
涼しい店内ではバラ園で見かけたカップルがやはり冷たいドリンクを買ってくつろいでいた。
「どーいたしまして!モデル代は高くつくわよん。」
「アハッ!じゃぁーなにか、晩ごはんにおいしいもの買いますか。」
「あら!いいわねー。」
「さ、飲んだら、お買い物して、帰ろ。」
そんなわけで、今回も京成バラ園「推しぬいといっしょ」イベント、大満喫したよ。


京成バラ園さん、今後も継続してくださいな!
それから、前回、今回ともにひとりで行ったけれど、またオトモダチと集まって訪れるのもいいなぁって思うの。一緒に行ってくれるぬいさんいたら、どうぞよろしくお願いします。
ライオンの(ぬいじゃないわよっ)、ボブこでした!
ボブこ

※2025年春バラシーズンの「推しぬいといっしょ」の日は、5月21日(水)と6月7日(土)!
京成バラ園 公式ホームページ
https://www.keiseirose.co.jp/garden/
「バラ園ぬい会の思い出」
https://bobingreen.com/2024/08/31/10185/
「冷雨に濡れそぼる秋のバラ」
https://bobingreen.com/2024/11/27/11521/

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