トンキチ店長に会いに行く その2
「クンクン、なんだか肉好きのニオイがしましゅね?」
「アラ。わたしそんな体臭あるかしら?レディのニオイを指摘するだなんて勇気があるわねぇ!」
「むむむ。しゅみましぇん。だって・・・、やっぱりボブこちゃんもライオンだから、・・・肉、食べるんでしゅよね?」
「ううん、安心して。わたしたち、普段からブタさんは食べないから。」
「あ、しょうなの?」
「そうよ。なんならウシさんも食べないしね。お肉はチキンばかりよ。むしろ、うちのニーさんなんてお魚のほうが好きだしね。」
わたしがそう答えると、トンキチくんは急に表情をゆるめた。そして、わたしたちのそばに近づいてきて、もう一度クンクンと鼻を鳴らした。
クンクン
「うむ。よぉくかいでみると、ライオンのわりには、野菜をいっぱい食べてるニオイがしましゅね。いいことでしゅ。健康が大事でしゅ。」
・”TONKIES Cafe” デビュー
こんにちわーに。ライオンのボブこです。
オトモダチのブタのトンキチくんが店長を務める“TONKIES Cafe”に遊びに来てます。
“TONKIES Cafe”は、サイターマ(埼玉県)はふじみ野市、東武東上線上福岡駅西口から徒歩5分ほどのところにあるカフェよ。”ぬいぐるみと繋がる”というコンセプトのお店で、ぬいぐるみ好きに理解のあるニンゲンたちと、その家族のぬいたちが集まって、ゴハンやデザートを食べたり、おしゃべりをしたりして過ごせる場所なの。
SNSでのオトモダチたち(ぬいぐるみ界隈)の行ってきました報告を写真付きで見るたびに、アレもコレもおいしそーう!とワクワク。それもそのはず、このカフェのオーナーでシェフでもあるニンゲンのサトシくん(トンキチくんの主さんでもある)が毎週週替りでメニューを考案して、おひとりで仕込みをして提供しているそうよ。
というわけで、我が家は今日が念願の“TONKIES Cafe”デビュー。
「その1」では、ボブおニーさんが、お店までの道のり、オーダーの様子、それから、トンキチ店長はじめとする店員のみなさんとのごあいさつの様子までを紹介したよ。
ここからは、わたしがバトンを引き継いで、お料理についてご案内するわね。
(“TONKIES Café”デビューのお話その1はコチラ → 「トンキチ店長に会いに行く その1」)
・オーダーは全5品、全部菜食メニューにしてみた
前置きが長くなっちゃったわね。
今日わたしたちがオーダーしたものは、この計5品のラインナップ。
トンキチ店長のオススメを聞きながら、厳選してチョイスしたのよ。
【食事&おつまみ】
- 大豆ミートの唐揚げ
- 無水トマトベース茄子と大豆のキーマカレー
- ハイボール
【デザート】
- みかんゼリー
- オーツミルク入りカフェオレ(冷)
「今日頼んだものって、全部ベジですよねぇ?」
うちのリンくんが、サトシくんに質問をする。
リンくんの言う、”ベジ”とは、つまりお肉やお魚を使っていない菜食メニュー(ベジタリアンメニュー)か?という確認だ。
「あぁ、そっすね!菜食ですね。リンさん、普段からお肉、食べないんですか?」
「あいや、鶏肉は食べるんです。それからお魚も好きです。持病の関係で、豚肉と牛肉がお医者さんに止められてまして。」
リンくんが説明をしている。
そう、うちのリンくん、ここ3年弱くらい、ブタさんウシさんNGなのだ。精肉そのものはもちろんのこと、加工食品の場合は成分表示を見て、できるだけエキスも取らないようにしているのね。
本来のリンくんは、週2回は豚しゃぶをおろしポン酢で食べていたし、ワインを飲めば生ハムは欠かせないし、崎陽軒のシウマイなんてものすごい大好物なのだけれど。今となってはどれもこれも食べられない。
それにね、加工食品のうちポークエキスが入っていない食品を選ぼうとすると、かなり制限されるのよ。試しに、スーパーへ行って、いろんな食品の裏に記載してある成分表示を見てみて。ほんっとに、ことごとくアレにもコレにも豚肉の成分が含まれているから。
(こないだびっくりしたのは、加工品のサラダチキンにも、ポークエキスが使われているものがあったこと!話がそれるからこれ以上は語らないけれどさ。)
「なので、わたしだけじゃなくて、うちのライオンたちもブタさんは食べないよ。トンキチくん、どうか安心してね。」
「リンしゃん、ボブこちゃん、そーなんでしゅね。了解でしゅ。」
そういうと、トンキチくんはニコッと微笑んだ。
“TONKIES Café”では、現在、菜食メニューと動物性メニューの両方を提供していて、お客さんの食の好みやその日の体調に合わせて選ぶことができるようになっているの。メニュー表にもわかるようにアイコンでちゃんと表示されているから、オーダーのときも安心よ。
「そうそう。トンキチくんってさ、自分が店長をつとめるお店で豚肉料理を出しておきながら、豚肉料理の注文が入るとムスぅって怒るんですって?通称、店長”激おこメニュー”。いい名前、つけたわよねぇ!」
わたしがトンキチくんに話題を振ると、急にしかめっ面になってトンキチくんが答えた。
「サトシが・・・、いや、・・・サトシの煮豚が、旨しゅぎるのがいけないんでしゅよ!」
トンキチくんってば、”に・ぶ・た”、と発音するときに、一気に眉間にシワを寄せて、いかにも臭くて憎いものを見たかのような表情に変わった。
「”アレ”は人気メニューだからやめられないんでしゅ。」
トンキチくんは、今度は”煮豚”とは呼ばずに、あいまいにつぶやいた。
店長としての売上に対する責任感の奥には、やはりブタさんとしての苦悩があるみたいね。
「あ、菜食の豚骨風らーめんもありましゅよ。コレならリンしゃんでも食べられましゅからね。」
アハッ!ちゃっかり宣伝するあたり、さすがね!
・大人気の “無水トマトベース茄子と大豆のキーマカレー” を食す
そんな会話をしながら、わたしたちはゆっくりとスプーンを口に運んだ。
そう、コレは、SNSでみんなが食べておいしいって言ってたヤツ!”無水トマトベース茄子と大豆のキーマカレー”よ!
「いっただっきまーす!」
濃厚なトマト色のルーの中には、まぁるい大豆と角切りのおナスが姿をのぞかせる。小さなつぶつぶが混じっていて細かく炒めたひき肉のようにも見えるけれども、菜食メニューだから違うみたいね?
ライスはうっすら茶味がかっていて、これは玄米と白米のミックスなのだそう。
みんな順番に、リンくんからアーンしてもらって・・・。
ふぅーっフゥーッ!
はふっ!
モングモグモングモグ・・・
もぐもぐもぐもぐ
「うわぁー!おいしーい!」
「濃厚ッ!えー!コレで、ベジカレーなの?」
「あぁ!どぉりで人気なわけだね!」
「んまんま!あぁ、コレ、ひき肉に見えるのは細かい大豆ミートってやつだ!」
わたしたちはくちぐちに感想を言い合い・・・
ゴキュッ!
ハイボールで流し込んだ。
「トンキチくん、わたしたちの口に合うわ!とってもおいしいね。」
そのときも、トンキチくんはわたしたちの横にはいたのだけれど、店長らしい顔つきで、アゴを上げて視線を店の外にやってみたり、ちらりちらりと、他のお客さんのテーブルの方を見て食事の進み具合をうかがったりしていた。
「あ、そうでしゅか。おいしいって言ってもらえて良かったでしゅ。」
「うんうん。人気なだけ、あるわね!どうしてこんなに濃厚にできるのかしらねぇ!」
「サトシの作るカレーは旨いんでしゅ。野菜をいっぱい使って、水は使ってないんでしゅ。」
トンキチくんが答えると、リンくんが横から口をはさんだ。
「それじゃ、焦げやすいでしょ?!ずっとかき混ぜなくっちゃ。」
「そうそう、そうですね。あと、ルーはね、グルテンフリーで米粉のを使ってるんですよ。」
手の空いたサトシくんが会話に入ってきて、おいしさの秘密を教えてくれた。
・”大豆ミートの唐揚げ”はウサギのすずのお気に入り
「それから。大豆ミートの唐揚げ!びっくりしました。めっちゃくちゃおいしい。ホント、これまで食べた大豆ミートのなかでイチバンおいしい!」
「あぁ、それは良かった。大豆ミートってどうしても大豆臭さがあって、それを消すためにいろいろ下味をつけたり下処理をしてるんですよ。」
「どぉりで!ホラ、見て。だって、うちの菜食代表のすずが、パクパク食べてるもの!よっぽど気に入ったみたい。」
みんながカレーをせっせとほおばる横では、すずが目をキラキラさせて、茶色いかたまりに挑んでいた。すずは菜食のウサギさんで、普段から、キューリばっかり食べているのね。他にもシャクシャクする食感のお野菜と、時折おにぎりだけは食べるけれど、お肉やお魚は基本的に食べない、かなり偏食なコなの。ま、ウサギさんだから、栄養もそれで十分なのかもしれないけれど。
“大豆ミートの唐揚げ”は単品料理のなかから、トンキチくんがオススメしてくれた一品だ。リンくんがハイボールに合わせるなら何がいいかな?と聞いたら、ぜひ、とのことだった。
あれまぁコレが大豆ミート?いわゆる鶏の唐揚げとみまがう、おおぶりの揚げ物が4つに、美しく千切りされたキャベツと葉物野菜のミックスサラダが添えられている。
(そうそう、余談だけれど、キーマカレーについてきた小鉢のサラダと、この大豆ミートの唐揚げのサラダ、お願いしたわけでもないのにね、ドレッシングが違ったことに感動したの!カレーのほうはゴマドレ、唐揚げのほうはしょうゆベースのドレッシング。ライオンでも飽きずにお野菜をモリモリ食べられるわね!)
パクッ!
・・・モングモングモグモグ・・・
んパァァァァァァっ!!!
すずは、満面の笑み。もうすっかり大豆ミートの唐揚げに夢中みたいね!
「すずね、コレ、だいすきになちゃったぁあ!!!からーげ!からーげ!お肉を食べないすずでも、とってもおいしいよ!」
「すず、良かったね。唐揚げのおいしさ、知っちゃったね。」
「からーげ、おいしいの!トンキチくん、ありやと!サトシくん、ありやと!」
すずが、そのおちょぼぐちを全開にして、長いお耳を横にふりふりさせながら一生懸命そしゃくする姿は、普段なかなか見られるものではないから、わたしたちもついほほえましく見守ってしまったわ。
「からーげ!からーげ!ぼこちゃんも食べてみて!」
大豆ミートの唐揚げ、すずが満足したあとにわたしもいただいてみたけれど、納得のお味だったわ!ひとくちかじるとね、カリッと唐揚げらしい衣の香ばしさと歯ごたえのあとに、しっかりと弾力感のあるお肉(大豆ミート)が登場するの。
リンくんいわく、これまで他のお店で食べたことのある大豆ミートの料理は、ムニュムニュした変な食感だったらしいのだけれど、“TONKIES Cafe”のコレは、しっかり歯切れが良いからいやな繊維感がないって。
それから、サトシくんが話していた大豆ミート特有の大豆くささっていうヤツ?普段から大豆そのものは大好きだからあんまり気にしたことはなかったんだけれど、もしかすると、リンくんはもともとそれが苦手だったのかもしれないわね?
実際にサトシくんが作った大豆ミートの唐揚げを食べてみると、下味のバランスがとってもいいみたいで、しょっぱいわけじゃないのにしっかり奥深さや複雑さを感じられて、それから、なによりも香りがいい!揚げ油の香りとは違う、本来なら鶏肉の脂が高温で溶けたときのような、いわゆる肉肉しさ、みたいなものがちゃんとあるの。
見た目、味、食感、香り、食べごたえ、どれをとっても、鶏の唐揚げと遜色のないボリュームで楽しむことができたよ。
「・・・隠し味はゴマ油でしゅよ。言ったでしょ、サトシの料理は旨いんでしゅから。」
ボソッと、そして誇らしげに、トンキチくんはつぶやいたのだった。
「うふふ。ホントにトンキチくんはさ、サトシくんのことが好きなのね?」
「ち・・・ちがいましゅ!ボクはあくまで“TONKIES Cafe”の店長として、サトシの調理師としての腕に自信と信頼を持ってるだけでしゅよ。」
まぁ。そんな、照れなくてもいいじゃない!ウフフ。
・ただのぬい撮りカフェじゃない”TONKIES Cafe”の魅力
わたしたちは、途中写真を撮ったりおしゃべりをしながらも、ゆっくりと食事を堪能したよ。
他のテーブルでも食事を楽しんでいるお客さんがいて、ひとりが会計を済ませるとまたひとり入店する、という感じで、男女問わずおひとりさま客が入れ代わり立ち代わりやってくる感じだった。
「今日は平日だもんねー。地元のお客さんかな?」
サトシくんがお忙しそうなので、リンくんもトンキチくんに話しかける。
「そうでしゅね。今日はぬいぐるみ連れのお客さまは、しゅくないでしゅね。」
不思議だなぁ、この空間は。
わたしみたいなライオンやどうぶつたち(ぬいぐるみって言わないでちょーだい。ま、でもぬいぐるみですけれども)を連れて食事したり撮影をして楽しむぬい好きのお客さん(=うちのリンくん)と、そうでないお客さんが混在しているっていうのは意外と珍しいかもしれない、と思ったの。
わたしなりの感想だけれど、今日来てみて、“TONKIES Café”は、おいしくて健康によい手作り料理っていうのがベースにあるお店なんだなって。その上で、ぬいぐるみ好きに優しいニンゲンたちが集まれる場所なのね。ぬいぐるみを連れてきてもいいし、連れてこなくてもいい。ひとりでもいいし、みんなで来てもいい。
今日はうちはニンゲンおひとりさまだったけれど、ぬい好きのオトモダチと集まれたら楽しいだろうなぁって話してたよ。
わたしたちがそろそろデザートに差し掛かろうかなっていうときに、帰りがけのマダムに話しかけられたよ。
「アラぁ。このコたちは手作りなの?」
わたしたち、そう、ライオン三兄弟が、テーブルの上に立っていたのをみて、話しかけてくれたのだ。
「あいや、手作りではないんですけれども。」
「まぁそうなの!こんなカラフルなたてがみ、センスいいわね!いくつくらいからぬいぐるみがお好きなの?」
リンくんにたたみかけるように質問するマダム。
「もう、生まれたときからです。生まれたときには周りにぬいぐるみたちがいっぱいいました。母や兄も大好きで、今でもたくさん実家にいます。」
「そう!生まれたときから!どおりで写真もたくさん撮ってましたもんねー。」
「ハイ、そうなんです、大好きなんです。」
「では、お先に失礼しますねー。」
なんてことのない、一瞬の交流だったけれどね、コレって、元来のぬい撮りカフェとかぬいぐるみカフェでは考えられない会話なのよね。
「トンキチくん、ぬいぐるみ連れのお客さんじゃないときはどうするの?おとなしくしてるの?」
「お客さんによりましゅ。ボクが配膳して料理をテーブルまで持っていくと話してくれるお客さまもいましゅし、完無視のこともありましゅ。」
「そっかぁ。そりゃそうよね。」
「いろんなお客さまがいましゅ。臨機応変に対応しましゅ。プロでしゅから。」
うんうん。カッコいいね、トンキチ店長。がんばってるね!
「あ。そうそう、豚肉料理を頼んだお客さまのテーブルには、睨みをきかせに行きましゅからね。」
アハッ!そうでした。
・デザートは別腹!スイーツ番長勘九郎の登場
サトシくんがデザートとドリンクを持ってきてくれた。新作だという”みかんゼリー”と、それから冷たい”オーツミルクカフェオレ”だ。
「みかんゼリーはゼラチン不使用で、寒天に片栗粉を少し混ぜて固めてます。」
「カンカンカカーン!!!ようやくデザートタイムだカーン!」
さっきまで店内を遊び回っていたペンギンの勘九郎がテーブルに戻ってきた。勘九郎は我が家のスイーツ番長、甘いものには必ず寄ってくるのよ。
「アラ、勘九郎?そのご衣装は・・・?」
「えへへ。ピグモンだカーン!」
「ぴぐもん?」
「わっしもついさっき知ったカーン!ウルトラマンに出てくる怪獣らしいカーン。」
「ふぅん?まぁ借り物なら、汚さないように気をつけてね?」
残念ながらわたしはウルトラマンには明るくないのだけれど。リンくんは、ピグモンならギリギリ知ってる、ということだった。
勘九郎は赤い衣装をつけたまま、みかんゼリーの大きなひとくちを口に放りこんだ。
すると。
「カンカンカカーン!なんじゃぁコレは!知ってる懐かしい味!ねぇねぇ、みかんが超ゴロンゴロンしてるよ!」
どれどれ?といってわたしたちは順番に口に運ぶ。
「ほー!なるほど!アレだ、たらみのみかんどっさり的な、でも、コッチのほうが実がどっさりだね!ゼリー部分もフルフルしてて柔らかくておいしー!」
リンくんも気に入ったみたい。
「9月に入ってもまだまだ暑いから、さっぱりしておいしいわね!」
そして、オーツミルク入りカフェオレをストローでチュルチュルとひとくち。
「コッチはまた香ばしくていいわねぇ。オーツミルクって初めて飲んだけれど、わたし、コレも好きよ!」
今日のサイターマは35℃まで上がり、9月としては異例の高温だ。食後のドリンクは本来は温かいものを好むわたしでさえ、やっぱり氷入りの冷たいほうを選んでしまった。このオーツミルク入りのカフェオレ、温かくしてもより香りが立っておいしいだろうなぁって感じたよ。
「リンくん、うちでもオーツミルク、買ってみようよ。」
「そうだね、やってみよっか。」
フゥ。
おいしくて健康に気をつかった手作りゴハンで、おなかいっぱい、ココロも満たされて、とても心地がよい。
気がついたら、時計は午後1時半をまわっていた。
ぽつりぽつりと断続的にやってきていたランチのお客さんたちも帰っていって、わたしたちは再び、店内で唯一のお客さんとなったのだった。
(その3 に続く)
ボブこ
ぬいぐるみと繋がるカフェ “TONKIES Cafe”
埼玉県ふじみ野市 / 東武東上線 上福岡駅西口から徒歩5分
公式X: @TonkichiCafe https://x.com/TonkichiCafe
公式Instagram: @tonkichicafe https://www.instagram.com/tonkichicafe/
▼その1はコチラ
「トンキチ店長に会いに行く その1」
https://bobingreen.com/2024/09/21/10453/
▼その3(完結編)はコチラ
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