猫踏んじゃった ペダル踏んじゃった

吾輩は猫である。名をタビと申す。

吾輩の主は、またしても”ぬい”の集う遊び舎、“むぎかふぇ”に来ている。

正式な”ぬい”認定が未だされていない吾輩にとっては、正直、暇な時間だ。他の明らかなる”ぬい”たちは部屋のなかを堂々と遊び回り、飯を喰らい、はしゃいでおるが、吾輩は、なんとなく肩身が狭い。
だから、あまり目立たないところに自らの居場所を探し、ぼんやりを決め込むことにする。

「この黒いハイカラな形の箱は、何ぞや？」

「タビ、いい居場所見つけたね。ピアノだよ。音楽を奏でるための楽器だよ。」

フーン？音楽の箱となぁ。

ンニュッっとな。

吾輩がおそるおそる左足をペダルにのせてみると？

猫踏んじゃった🎵
猫踏んじゃった🎵
猫ペダルを踏んだら歌った🎵
猫歌った🎵
猫歌った🎵
猫歌ったら笑った🎵

うむ。ちょっと楽しいかもしれぬ。

「タビ、なんだかうれしそうだね。良かったね。」

うむ。うむ。

猫踏んじゃった。ペダル踏んじゃった。

吾輩、このカフェエに来るたびに、できることがひとつずつ増えてゆく。
うむ、なんだか、うれしいのだ。

タビ

「吾輩は”ぬい”であるか？」
https://bobingreen.com/2023/02/07/3791/

吾輩は”ぬい”であるか？

ぬい撮りのできるカフェ「むぎかふぇ」 ＠千葉県八千代市（京成八千代台駅）↓↓↓
Twitter: @mugi_otohfu
https://twitter.com/mugi_otohfu

ねこ　ふんじゃった　ねこ　ふんじゃった
ねこ　ふんずけちゃったら　ひっかいた
ねこ　ひっかいた　ねこ　ひっかいた
ねこ　びっくりした　ひっかいた

童謡・唱歌「ねこふんじゃった」　作詞: 阪田寛夫　作曲: 不詳