とある晩のフクの寝言
スゥー・・・フゥー・・・
スゥー・・・フゥー・・・
んぐぁー・・・ぐぉー・・・
んぐぁー・・・ぐぉー・・・
「わぁー・・・!なんておいしそうなおさかなぁーだぁー・・・やったぁーあああーーー!」
ジュルリ。。。ジュルリ。。。
「ヒィッ!フクー!おでにヨダレ垂らさないでよぉ。。。」
ライオンのボブぞです。
毎晩ね、フクとすずは、おでのおなかの上で眠るんだよ。おで、すっかり気持ちよく寝てたのにね、なんかしっとりするなぁって思って飛び起きた。
そしたら・・・、どうやら、フクのヨダレだった。
「ハァ・・・。リンくんのTシャツで拭いちゃおーっと。」
フキフキ。フキフキ。
んぐぁー・・・ぐぉー・・・
んぐぁー・・・ぐぉー・・・
リンくんは大いびきかいて、全然起きないのな。
フクってば、どんなおさかなの夢見てるのかなあ?
シアワセそうだから、まぁいっか・・・。
「鮪・・・鰹・・・鰤・・・それから・・・鮭・・・鮎・・・鮑・・・ぐふっぐふふ・・・」
ジュルリ。。。ジュルリ。。。
「ヒィッ・・・!」
ボブぞ