サッシ刷新、獅子跳ねる
あたらしいサッシがやってきた!
あたらしい窓ガラスやってきた!
ぴっかぴかーのぴっかぴかーのぴっかぴかーのぴっかぴか!
ぴっかぴかーのぴっかぴかーのぴっかぴかーのぴっかぴか!
なぁなぁ!あーれっ?おれの顔、映ってるよ!
わーくわーくわーくわく!
わくわくわーく わくわくわくわくわくわくわくわく!
ライオンのボブおでっす。
ついに、約1年ほど耐え続けた、サッシの建てつけガタガタ問題に終止符が打たれた。
うれしくてうれしくて、歌って踊って跳ねちゃうよー!
おれらボブ家が暮らしてるこの団地。
建設から半世紀以上が経過しているという。ニンゲンでいえばアラ還ってやつだな。正直なところ、アッチコッチガタがきていたそのひとつが、窓だ。
今年の1月のこと。
おれはいつものように外の空気を吸いながら空を眺めようかと、ベランダ(おれらは”みどりテラス”と呼んでいる)への窓に手をかけた。
しかし、ギィギィ・・・ギギギ・・・と音をたてて、全然動いてくれない。仕方ないから、リンくんにお願いして開けてもらわないと自由に出入りできなくなってしまったのだ。
おれはいっぱしのライオン、力には自信があったのにさ。悲しいかな、残念なことにおれの小さな手じゃもう開けられなくなって、いつでも好き勝手にみどりテラスへ出ることがかなわなくなっていたのだった。
あれから、約1年。
また冬がやってきて、いよいよ今年もあとひと月を切った。
かの「サッシ工事のマリオネット」たち(Rin注: サッシ工事の業者の皆さんのことだ。詳細はこちらのお話をどうぞ)は、毎日のように精力的に各部屋の工事に取りかかっている。
足掛け、3ヶ月は経っただろうか。
最後の最後に、ボブ家の部屋にも彼らがやってきたのだった。
おかえり!みどりテラスへの自由通路!
おかえり!おれのいやしの場所!
おもしろいくらいにピッカピカだ。
あまりにピッカピカだからまるで鏡のように、向こうにライオンがいるのが見える。
あれっ!みどりテラスにライオンがいるぞぉ???
ンッ?おれはお部屋のなかにいるのになぁ!
おっかしいなーおっかしいなー!
フンフンフフン🎵
自分の姿が映し出されてるだけでこんなに楽しいなんて、新しいサッシ、だいすきだぞーーー!うぉーーー!
これで無事に年末を越せそうだなっ。
サッシ刷新、無事完了!
やったーやったーやったったー!
ボブお