姉さんと弟(月食)

お月さまを眺める。

“お月さまを眺める”

おれは空を眺めるのが好きだ。朝も昼間も夕暮れも夜も。でも、やっぱり夜は、いい。

今宵は満月。しかも、部分月食という、マカフシギなことが起きるらしい。

月といえば、ツキヨミノカミ。姉さんであるアマテラスオオミカミと弟のツキヨミノカミ。アマテラスさんはお天道さまの神さまで、ツキヨミノカミはお月さまの神さま。

お月さまは、太陽に照らされて光る。そう、太陽の神さまの姉さんに見守られて、弟が夜の世界をつかさどっているんだって。

遥か昔から伝わる、この日本という土地の神さまの話に思いをはせながら、絞りの具合を徐々に変えていく美しい月を眺める。

今宵はとっても幻想的なのだ。

こんな夜は、いつもよりも少しだけ小声で、空に向かって話しかけてみるのだ。

ツキヨミノカミさま、アマテラスの神さま。毎日、昼にも夜にも光を与えてくださって、ありがとうございます。

・・・ぅわうわうわうぅぅぅー。

ボブお

“17:50頃。お月さまに影ができてる”
“19:50頃。すっかり満月に戻ったよ”
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Rin(リン)

ぬいぐるみブロガー、Rin(リン)です。 ライオンのボブ家と愉快な仲間たち、そしてニンゲンのケンイツ園長と一緒に、みどりキャンプ場で暮らしています。 ボブ家の日常を、彼らの視点でつづっていきます。

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