ボブぞのぞぞっと立ち食いそば 第18回 — 「つけ蕎麦 恵比寿 初代」の「きつねおろしそば」

「おーなかへった!へった!へった!おーなかへった!へった!へった!」

こんにちわーに!おで、ライオンのボブぞだよ。

あのねー、今日はリンくんのビョーインの付き添いしたの。おうちから片道1時間半くらいかかる都内のビョーインで、去年までは半年に一回で良かったのにしばらく毎月通うことになったんだ。
すごく混んでいるからいつもなら数時間待つこともザラなのに、なぜか今日はめっちゃくちゃ早く終わった!

「ボブぞ!奇跡的に早く終わったからさ、ドコかでお昼ゴハン食べよ?」

「うわーい!おでね、おそばがいい!」

「ボブぞはいっつも外食するならおそばがいいって言うよね?」

「そりゃぁそうさ、だって・・・。」

ハイ、チャンス到来!
おでのお送りするこのコーナー、「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば」!

「フン。おでは蕎麦食いのライオンだからな。フハッ!」

第18回の今回やってきたのはトーキョーコーツーカイカン(東京交通会館)の地下にあるお店、「つけ蕎麦 恵比寿 初代」。リンくんの大好きな宮城県のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」と同じフロアにあるおそば屋さんだ。

前から気にはなってたんだけどねぇ、昼時は結構並んでたりして、行列嫌いのおでとしては何度か目の前をスルーしてしまって、入るタイミングなかったんだよね。

今日はお初チャレンジしちゃうよ!

“「つけ蕎麦 恵比寿 初代」東京交通会館のB1F”

“いざ、入店!”

おでが訪問したのは平日の昼1時を過ぎた頃。大きな白いのれんがかかった店先には先客3名が並んでいた。

「先に食券をお買い求めください」との案内があったので、一旦のれんをくぐって店内に入り、券売機の前に立つ。

「どれどれ?どんなメニューかな?」

どうやらこのお店は豚肉を使った肉つけそばが売りのよう。
あいにくリンくんは食事制限でお肉は鶏さん以外、NG。ということで、お肉を使っていないメニューを選んだ。

「コレ!”きつねおろしそば”、おいしそうじゃない?」

「いいね!ライオンがきつねさん食べちゃうぞー!わふわふ!」

アハッ!

“券売機で食券を購入。「きつねおろしそば」900円”

食券を購入したあとに再度店の外の通路に出て列に並ぶ。おでらが食券を買っている間に、すでに2名は席へ案内されていたから、おでの番は、次の次。さぁて、どんな感じなんだろ?わくわく!

「お待ちのお客様、コチラのお席へどうぞー。」

お!おでの番が来た。ラッキーなことに、一番奥の二人掛けのテーブル席。そぉか、おでとリンくんだから2名だと思ってくれたのかな?

着席すると、店員さんがお水のコップを持ってきてくれた。そのタイミングで食券を渡す。

「きつねおろしそばですね、少々お待ちくださいませ。」

ほうほう、食券方式ではあるけれど、配膳してくれるスタイルなんだね。

“席に案内されると同時にお水のコップを持ってきてくれた。配膳してくれるスタイル”

リンくんはいただいたお水でクスリを飲む。
おそばを待っている間、店内の様子をぐるりと見回す。

茹で場、揚げ場に面したカウンターに6席、それから二人掛けのテーブルがやはり6卓という感じ。交通会館の一角だし決して広いお店ではないのだけれど、座席そのものはゆったりと構成されていて、白木のテーブルにも高級感がただよっているの。

オープンスペースの厨房カウンター内には2人の職人さんがいて、それとは別に配膳のホールスタッフがひとり。どうやら奥の洗い場にもうひとりいる様子でチャキチャキと注文をさばいている。

「庶民派というよりはモダンオシャレ蕎麦屋だね?」

おではコソッとリンくんに耳打ちをする。

「うむうむ。楽しみだね。」

着席してから10分ほどで料理が到着した。

「お待たせいたしました。きつねおろしそばでございます。」

ほう!ほうほう。店頭や食券機には他のメニューの写真はあったのだけれど、コレはメインどころじゃないようで写真がなかったのね。

どんな見た目で来るのかな?って楽しみにしていたら、予想を裏切らないオシャレな盛り付けのおそばがやってきた!

「おぉー。ちょっとパスタっぽい見た目だね?」

大きな黒の平皿に、挽きぐるみ感のあるおそばが盛られ、その上に具材が散りばめられている。

「えぇー!きつねさんが大きめの刻みなんだね!面白い!」

それから、大根おろしと揚げ玉。その上にこんもりと九条ネギが盛られ、海苔と本わさびが添えられている。

「なんかこの白っぽいフワフワしたの、なんだろ?」

白っぽいフワフワとしたトッピングが何かわからなかった。とろろ昆布のような、それにしては白すぎるような・・・。まぁ、いいや、さっそく食べてみよう!

“きつねおろしそば。ぶっかけスタイルでかけつゆは片口で提供される”
“いっただっきまーぁす!”

ではでは、手を合わせて・・・せーのっ

「いっただっきまぁーす!」

“お揚げは太めの刻み、大根おろしと揚げ玉、その上にこんもりと九条ネギが盛られ、海苔と本わさびが添えられている”

では・・・おつゆをかけて、まずはおそばを一口。

ぞぞっ・・・ぞぞぞっ・・・!

「うぉー!めっちゃしっかりした本格派!おそばの香りとしっかりしたかみごたえのあるタイプだね。細すぎず太すぎず、おつゆにからむいい感じよ。」

九条ネギや大根おろし、揚げ玉をからめながら食べるといろんなお味が口に入ってきて、料理としてもとてもバランスがいいね。

“めっちゃしっかりした本格派!おそばの香りとしっかりしたかみごたえのあるタイプ”

それから、肝心のきつねさん!お揚げはどうかな?

・・・モングモング

「お!おおぉー。薄め、太めの刻みお揚げはしっかり味つけがされていて、おそばと一緒に引き上げて食べやすいようになってるんだね。ホント、まるでパスタ料理みたいに具材と一緒に口に運べる感じが面白いね。」

“薄め、太めの刻みお揚げ。まるでパスタ料理みたいに具材と一緒に口に運べる感じが面白い”

「うむ。うむ。コレは美味である!なんだろな、いつもの立ち食いそばとは一線を画す、そば料理って感じだな!」

ぞぞっ・・・ぞぞぞっ・・・

大好きな東京交通会館で、うまいそば屋発見ですぞ!

「ナイスゥゥゥゥゥ・・・ぞぞっ!」

ごちそうさまでしたーぁ!

“ナイスゥゥゥゥゥ・・・ぞぞっ!ごちそーさまでしたぁっ!”

ちなみに最後まで食べ終えると、なんとなく口の中に脂のコクのようなものを感じたの。それから、食べ終えたお皿にはうっすらと油が浮いていた。

お揚げさんはそんなに油っぽくはなかったから、やっぱり揚げ玉のなせる技なのかなぁ?

「そういえば、お揚げと揚げ玉両方ならきつねとたぬきで”むじなそば”スタイルだったね?」

おでもリンくんも、普段はあえておそばに揚げ玉を乗せないけれど、たまにはこういうのも悪くないなって思ったよ。

“食べ終えたお皿にはうっすらと油が浮いていた”

ココはセルフではないので、食事を終えると、そのまま店員さんにごちそうさまをして席を立った。

周りの席ではほとんどの人たちがつけ蕎麦をすすっていた。板もりそばから肉の入った温かいおつゆにつけるタイプだ。

そうか、やっぱりおでらはメインじゃないところを攻めてしまったっぽいけれど、おいしかったしなによりも新しかった!単なる冷やしきつねでも冷やしたぬきでもなく、オリジナルさがあったお料理でした。

店を出てから改めて店頭の看板を眺めていたら、めちゃくちゃにこだわりのある本格派の材料を使っていることが書かれていた。

「へぇ・・・!蕎麦粉は北海道産、本わさびは安曇野、お出汁にもしっかりこだわりがあるんだね。」

そしてもちろん、手打ちのようだ。そばを打っているシーンを見ることはできなかったけれど、大きな釜で茹であげている職人さんの姿を眺めながら食べられるというのもライブ感があって楽しかったよ。

“たくさんのこだわりの詰まったおそば屋さんだった!”

そして最後の最後に、おまけ。

あの「白いフワフワ」の正体がココで判明したのだ!

「うがー!なんとー!え?!えぇぇぇぇ・・・・!」

店の壁にひっそりと貼ってあった英語メニューを見て、リンくんが驚愕していた。

「きつねおろしぶっかけ・・・。そーば うぃず くらんちーぴーすおぶ てんぷーら、ば・・・ばたーぁですって?!」

ほう!そういうことか!

「きつねおろしぶっかけ」= Soba with chrunchy piece of tempra, butter and deep-fried tofu
※意訳: 細かく刻んだ天ぷら(揚げ玉)とバター、豆腐のフライ(お揚げ)の乗ったそば

「アゲ!アゲアゲ!」

通りで食後口の中がコッテリしたわけだ・・・!アハッ!

形状がフワフワしていたのは、多分だけれど、おろし金ですったものじゃないかなぁと思う。パルメザンチーズを削るような感じで、冷たいバターを細かくしたものをそばに振りかけたんじゃないかな。

“「きつねおろしぶっかけ」= Soba with chrunchy piece of tempra, butter and deep-fried tofu”

「あーぁびっくりした!でも最後に白いフワフワの正体がわかって良かったぞ!こりゃぁたまげたわ。」

きつねとたぬきにさらにバターまで入った、変わりぶっかけそば、チャレンジしてみたい蕎麦食いはぜひコーツーカイカンへ行ってみてなー!

今回もナイスぞぞっ!なおそば、おいしくいただきました。

ごちそうさまでした!また次回をお楽しみに!

ボブぞでした!

ボブぞ

“ナイスぞぞっなおそば、おいしくいただきました”

初代 公式ホームページ
https://www.shodai-food.com/

つけ蕎麦 恵比寿 初代 有楽町店
https://www.shodai-food.com/store/yurakucho/

※Rin注: このコーナーは、ボブ家の大好きな芸人さんの出演している「ドランク塚地のふらっと立ち食いそば」という番組のオマージュです。

日テレBS 「ドランク塚地のふらっと立ち食いそば」
https://www.bs4.jp/tachiguisoba_bs4/

▼「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば」アーカイブはコチラ▼

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば 第17回 — 『ゆで太郎』で三陸産わかめそば」
https://bobingreen.com/2026/02/10/19517/

「【スピンオフ】ボブぞのぞぞっと立ち食いそば…でもたまにはちょっと座りたい 第1回 — 『生そばあずま』でふぅふぅ『親子とじそば』」
https://bobingreen.com/2026/01/23/19006/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば 第15回 — 『ゆで太郎』で『ハーフそば+鬼おろし』(冷)」
https://bobingreen.com/2025/12/31/18686/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば 第14回 — 『富士そば』で『朝きつねそば』(温)」
https://bobingreen.com/2025/12/30/18656/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば 第13回 — 『嵯峨谷』で十割の新蕎麦!」
https://bobingreen.com/2025/12/23/18018/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば — 第12回 『十割蕎麦 韃靼 穂のか』で香ばしさの極み体験」
https://bobingreen.com/2025/12/17/18273/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば 第11回 — 『小諸そば』でシアワセ腹満たしの『かけそば』」
https://bobingreen.com/2025/10/14/16749/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば 第10回 — 『名代 富士そば』の『”名代塩そば”冷しゆず鶏ほうれん草そば』」
https://bobingreen.com/2025/07/30/15289/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば – 第9回 『なか卯』でヒンヤリ 二八の『すだちおろしそば』」
https://bobingreen.com/2025/07/23/15155/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば – 第8回 新宿西口『かのや』さんの『岩のりそば』」
https://bobingreen.com/2025/05/26/13864/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば – 第7回 池袋でぞぞっと2連チャン!『中村麺兵衛』からの『しぶそば』」
https://bobingreen.com/2025/01/20/12343/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば – 第6回 船橋『車や』さんの生冷麦と十割そばで年越し」
https://bobingreen.com/2025/01/07/12195/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば – 番外編 旅先名古屋は熱田さんの『宮きしめん』」
https://bobingreen.com/2024/12/30/12057/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば – 第5回 上野『喜乃字屋』さんで十割そばとセルフ枡ワイン」
https://bobingreen.com/2024/12/09/11698/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば – 第4回 秋葉原ででっかい買い物前に『みのがさ』の生蕎麦」
https://bobingreen.com/2024/11/11/11321/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば – 第3回 我孫子駅の「弥生軒」であえての唐揚以外」
https://bobingreen.com/2024/05/10/9193/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば – 第2回 おどろき!高砂「新角」の生春菊そば」
https://bobingreen.com/2024/04/24/9079/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば – 第1回 「金町うどん」のかけそば」
https://bobingreen.com/2024/03/13/8621/

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Rin(リン)

ぬいぐるみブロガー、Rin(リン)です。 ライオンのボブ家と愉快な仲間たち、そしてニンゲンのケンイツ園長と一緒に、みどりキャンプ場で暮らしています。 ボブ家の日常を、彼らの視点でつづっていきます。

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