ボブぞのぞぞっと立ち食いそば -第4回 秋葉原ででっかい買い物前に「みのがさ」の生蕎麦

ドヨービの朝9時半過ぎ。おでは秋葉原の駅に降り立った。

大都会トーキョー、日本一の電気街で、今日はでっかい買い物をするんだい!
そう、ヨドバシカメラで、リンくんがカメラを買うのだっ!

こんにちわーに!
おで、ライオンのボブぞです。

ぬいぐるみブログであるこの”Bob in Camp Green”のなかでも異色のこのコーナー、「ボブぞのぞぞっと立ち食いぞば」!実はぬい好きとは関係のない読者さんたちもいらっしゃるようで、密かな人気コンテンツになってきているのだ・・・!

おそばのレビュー目当てで読んでくださってる方も、まさかライオンが立ち食いそば屋巡りをしてるだなんて思いもしないよね―。

フハハハハ!

というわけで、今日は、秋葉原の昭和通り沿いにある「みのがさ 神田和泉町店」さんにやってきたよ。

これまでの第1回~第3回までは、ニンゲンはうちのリンくんだけだったけれど、今日は強力な助っ人、ケンイツエンチョーがいる!つまり、ニンゲンふたりいるから、2種類味わえるってわけだ。
(前回のお話はコチラ「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば – 第3回 我孫子駅の「弥生軒」であえての唐揚以外」

店の外には「信州戸隠生蕎麦みのがさ」ののぼりが立てられている。赤地に緑の文字っていうド派手な色使い、まるでおでのタテガミにそっくりで好きだなぁ。しかも入口の暖簾は紫色の真田家の六文銭紋。渋くてカッコいい。

“おでのタテガミに負けぬド派手なのぼり”
“暖簾は紫の真田家の六文銭紋”

さらにはかなり年季の入った板看板もあり、歴史を感じさせてくれる。

店内に入ると、昭和感ある木のぬくもりある佇まいだ。毎日の出汁の香りを吸い込んだその空間は、訪れる客たち・・・ニンゲンだけじゃなくておでのようなライオンの客をも、タイムスリップさせてくれるかのようだ。

ってまぁ、おではまだ8才だからね、昭和のことは知らないけどさ。うちの昭和生まれのニンゲンたちがそう言ってたってことさ。

さっそく食券機の前に立つ。

ケンイツエンチョーはもりそば、リンくんはかけそば。せっかくニンゲンふたりで来たのだから、冷たいのと温かいの、両方を頼んでみようって話でね。
 本来はケンイツエンチョーも立ち食いは温かい派(ただし 一杯飲める系の蕎麦屋は冷たい派)なのだけど、今日はまだ4月だというのに最高気温が25℃、汗ばむくらいの気温まで上がるというから、冷たいのをぞぞっとやりたくなるキモチもわかる。

“食券機は交通系ICも使えるよ”

なんと、もりもかけもどちらも390円!トーキョー都内のど真ん中で、この値段というのはかなり貴重なんじゃないかなと思う。しかも看板には「生蕎麦」を売りにしてるんだから、駅ナカの立ち食いそばとはわけが違う・・・はず!
いやがおうにも、期待が高まってしまう。

食券を出してから、3分ほどで呼ばれた。生蕎麦を茹でているというわりには手早い印象だよ。

まずは、冷たいもりそば。こちらはケンイツエンチョーの目の前へ到着。
シンプルにざるに盛られた姿は潔い。そばぢょこのつけつゆの中に最初から長ねぎが入ってるのは、ちょっと珍しい気がするね。

“もりそば 390円”

次に、温かいかけそば。

おでを抱っこして待ち構えるリンくんの代わりに、ケンイツエンチョーがカウンターへ取りに行ってくれて、目の前に着丼!

トッピングはシンプルに長ねぎがちょろっと。卓上に七味があるから途中で足すこともできてありがたい。(どうやら受け渡し口にだけ激辛七味なるものがあったらしいんだけど、今日はパス。)

“かけそば 390円”

ニンゲン2人分そろったところで、一斉に。

「では、いっただっきまーす!」

“では、いっただっきまーす!”

クンクンクンクン・・・

ぞぞっ!ぞぞぞっ!

ほぉ!おお?ふぅわりと、カツオのおだしの香りがいい!
おつゆの色は、濃いめの茶色でおしょう油がしっかり効いた色。ひとくちすすってみると、甘みは控えめだけどちゃんとバランスがとれているよ。

そして、自家製だというおそば。細めなのにしっかりコシがあって、おいしい!
店は立ち食いそばのスタイルだけど、茹で置きじゃなくてちゃんと一食一食生蕎麦を茹でてくれるから、どおりでおいしいわけだね。

“細めなのにしっかりコシのあるおそば、濃いめの茶色いおつゆはだしがしっかり、バランスが取れていて好み”

「ケンイツー、コッチのかけそば、うめーぞ!冷たいのはどぉ?」

おでは、隣でぞぞっぞぞっとそばをたぐるケンイツエンチョーに話しかける。

「んあー!ちべたくて(冷たくて)さっぱりうまーい!」

「おつゆはどぉ?」

「ンー、もちょっと辛くても好きかも。」

「あーなるほどねー。うんうん。こればっかりは好みだもんねー。」

横から見ててもね、冷たいおそばがキラキラしてキレイなの!

でもね、おで、せっかく今日はニンゲンがふたりいて2種類食べられるってワクワクしてたのにね、ひとくちもらいそびれちゃったんだ。

ぽつりぽつりと感想を言い合うおでらの間に立ちはだかるのは、コロナっちゃん対策の名残のパーティション。カラダの小さなおではその壁を乗り越えられなかったのだった。

「もりそばは食べそびれちゃったけど、かけそばうまいから、おでは大満足だもんねー!」

しかもね、ホント、秋葉原のどまんなかで、税込390円はホントにお安いんじゃあないの?ってびっくりだよ。

「リンぐーん、小腹も満たされたし、これでヨドバシカメラで思う存分散在していいぞ!アハッ!」

「ボブぞぉ・・・!ヒィーーー!もう買うモノは決めてるんだから、余計なこと言わないで・・・っ!」

アハハ!

「ごちそうさまでしたーぁ。」

おでらは笑顔で「みのがさ」をあとにして、ヨドバシカメラへと向かったのだった。

以上、「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば」 第4回は、「秋葉原ででっかい買い物前に『みのがさ』で生蕎麦」でしたっ!

さー、今回も締めのフレーズ、いっとこ!

「せーのっ。ナイスぅぞぞっ!」

“せーのっ。ナイスぅぞぞっ!”

次回もドコかの立ち食いそば屋さんでお会いしましょー!
ライオンのボブぞでした。まったねー!

ボブぞ

“いざ、ヨドバシカメラへ!!!”

※この内容は2024年4月に訪問した際のレポートです。最新の状況は変わっている可能性があります。

「みのがさ 神田和泉町店」 (食べログ)
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131001/13074269/

※Rin注: このコーナーは、ボブ家の大好きな芸人さんの出演している「ドランク塚地のふらっと立ち食いそば」という番組のオマージュです。

日テレBS 「ドランク塚地のふらっと立ち食いそばそば」
https://www.bs4.jp/tachiguisoba_bs4/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば – 第3回 我孫子駅の「弥生軒」であえての唐揚以外」
https://bobingreen.com/2024/05/10/9193/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば – 第2回 おどろき!高砂「新角」の生春菊そば」
https://bobingreen.com/2024/04/24/9079/

「ボブぞのぞぞっと立ち食いそば – 第1回 「金町うどん」のかけそば」
https://bobingreen.com/2024/03/13/8621/

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Rin(リン)

ぬいぐるみブロガー、Rin(リン)です。 ライオンのボブ家と愉快な仲間たち、そしてニンゲンのケンイツ園長と一緒に、みどりキャンプ場で暮らしています。 ボブ家の日常を、彼らの視点でつづっていきます。

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