新春・爆音ライブ

昨日の雪から一転。今朝はとってもキレイに晴れた。

ピカピカの太陽の光に反射する雪景色が、おでの青い眼にまぶしい。

ボブぞです。

今年最初の、爆音ライブがやってきたようだ。

ばるばるばるばる・・・・・
ばるばるばるばるるるるるるるるるるるるる!!!
ばばばばばばばばばばばばばばばばばば!!!
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!!!
ズドズドズドズドズドズドズドズドズドズド!!!

もしもこの音の大きさを、文字のフォントの大きさで示したら、すごいことになると思う。100ポイントとか、それじゃ済まないくらいの気持ち。でも、もし本にして印刷したらとってもとってもページ数を使っちゃうだろうから、それは遠慮しておくの。

“今年最初の、爆音ライブがやってきた”

遠くからかすかに聞こえる気配。
徐々に近づいてくるときの高揚感。
みどりテラスの真上を通過するときの危機感。
それに呼応するように共鳴する窓ガラスの振動。

それはまさに、部屋のなかでも飛び起きるくらいの衝撃だ。

のんびりお昼寝してるどころの騒ぎじゃない。

ハイライトまでくると、かなり歪みのかかった低音が、おでらの小さな身体の奥底で渦巻き、YOSHIKIのツーバス並みの高速かつ正確な気持ちのいい重みのあるリズムが響き渡る。美しいメロディーや歌詞はないのだけれど、目の前のキラキラと移り行く景色が、このリズム隊に彩りを与えてくれている。

そう、これが、みどりキャンプ場恒例の、爆音ライブだ。
耳と、目と、全身で感じ取る、衝撃波。

ばるばるばるばる・・・・

今年最初だし、雪の溶け具合も気になって、みどりテラスに出てみた。

南の空に太陽が移動している。

プロペラさんたちは、ホバリングしたり旋回したりして、あいかわらずお空を飛び回っている。いつもなら、砂ぼこりを巻き上げていくから、部屋の中に避難するところなんだけれど。

今日は違う。プロペラさんたち、砂の代わりに昨日の積もった粉雪をぶわぁぁぁっと巻き上げて、その結晶が空気中に舞い上がって、太陽の光できらっきらに光ってるんだ。

爆音ライブの終盤、舞台袖に帰っていくプロペラさんの巨大なその影が、雪に覆われた雑木林の足元に映った。のんびりとスピードを落としながら高度を下げていく様は、影だけを眺めていたら、鯨が優雅に通り過ぎていく姿にも見えるかもしれない。

それは雪の翌日の、今日この瞬間だけのライブ感だった。
音が無になったような、一瞬のできごとだった。

美しいなぁ、まぶしいなぁって、ずっと見ていたい心地だった。

フゥ。あぁ。空が青い。

耳を澄ます・・・、・・・といいたいところだが、いやいや、耳をどんなにふさいでも聴こえてくる、爆音ライブ。

ばるばるばるばる・・・・・

これが、ボブ家の日常の音楽。

今年も、我が家はみどりキャンプ場で、野外ライブ三昧です。

ちなみに、午前の部のあと、昼休憩をはさんで、午後の部、さらに激しいのが待ってました。

あーん、お昼寝、できない・・・・。

感じてみろ!🎵
叫んでみろ!🎵
心燃やせ!🎵

ボブぞ

“粉雪巻き上げての演出。新春・爆音ライブ”

X 感じてみろ
X 叫んでみろ
X 心燃やせ

X JAPAN『X』
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Rin(リン)

ぬいぐるみブロガー、Rin(リン)です。 ライオンのボブ家と愉快な仲間たち、そしてニンゲンのケンイツ園長と一緒に、みどりキャンプ場で暮らしています。 ボブ家の日常を、彼らの視点でつづっていきます。

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