おだーんご!おだーんご!エ?鬼にきびだんご!
「おだーんご!おだーんご!おだーんご!」
きゅわきゅわきゅわ・・・
「わかだんなー!おだんごくぅださいな!」
我が家の新入り、鳴家の有楽町たちがリンくんにおだんごをねだってるの。
アニメ「しゃばけ」に出てくる子鬼のキャラクター、鳴家。我が家に3人仲間入りしてから、半月ほどが経った。有楽町のPOP-UP STOREでお迎えしてきたことから、有次郎・楽太郎・町三郎、という名前になったというのは以前お知らせした通り。
(鳴家をお迎えしたお話はコチラ→「有楽町で逢いました — 鳴家(やなり)会議」)
そんな鳴家たちはアニメのなかでも毎回、主人である若旦那に甘いお菓子をもらってはうれしそうに頬張るのだ。
「おだーんご!おだーんご!わかだんなぁー!」
ついでに解説しておくと、我が家での若旦那とはリンくんのことだ。
「ハイハイ。おだんごね。えーっと・・・いまうちに甘いもの、何があったかなぁ?」
ガサゴソと捜索するリンくん。
「アッ・・・!あったあった!岡山土産でいただいたきびだんご!ホラ、おだんごだよー!」
「き・・・び・・・だんご?」
きゅわきゅわきゅわ・・・
なんだか不安そうな声で鳴き、困り顔の有楽町たち。
ハッ・・・!
「君たち、鬼だった!ひゃー!鬼退治のきびだんご、あげちゃダメか?」
きゅわきゅわきゅわ・・・
そこへすかさずケンイツエンチョーがフォローに入った。
「いやいや、オイ、有楽町たち。もう君たちは我が家のオハナ(家族)なんだよ。きびだんご食べても大丈夫。きびだんごもおだんごだし、もう来たからには仲間であることには変わらないから。食ってもいいぞ?」
「・・・きびだんご?あまいの?」
町三郎がきびだんごを目の前にして、いまにもかぶりつきそうな表情でよだれを垂らしながらリンくんに聞く。
「あまいよ。モチモチしてて、おいしいよ。」
きゅわきゅわ・・・!
「なぁ、まさか、おれらのこと誰も退治しに来ないか?」
有次郎が長男らしく勇敢に確認する。
「来ない来ない。君たちに敵なんていないよ。わたしが守ってあげる。」
リンくん、こんなときばかりいい顔をするんだから。
「やったー、んじゃぁ、楽が味見してあげるよ!」
名前の通り楽観的な楽太郎。次男坊の自由さでみんなを笑顔にしてくれる。
きゅわきゅわきゅわ・・・
きゅわきゅわきゅわ・・・
楽太郎、さっそくおおきなおくちを開けて、パクリ!
「おだんご、あまーい!おいしーい!」
きゅわきゅわきゅわ!
きゅわきゅわきゅわ!
おだーんご!おだーんご!我が家の子鬼たちはきびだんごも食べちゃうってさ。
おっかしーねぇ!あ、お菓子だけにね?
アハッ!
有次郎・楽太郎・町三郎
0