勘九郎専用クルミッ子ベッド

「フワぁぁぁ、こりゃあいいや！寝心地サイコー！」

わっしがゴロンと横になると、リンくんが驚きの声をあげた。

「うっわ！すごーい。勘九郎の身長ってクルミッ子の箱とほぼ一緒なんだね。」

「うむうむ。わっしのためにあるようなお菓子だな。ひっひっひ。わっし専用にするカーン！」

「それはダメーッ！オハナ（家族）みんなで仲良く分けて食べようよぉ。」

カンカンカカーン！
スイーツ番長こと、ペンギンの勘九郎でっす。

ジョーダン、ジョーダン。ペンギンズジョークさぁ。

わっしが独り占めしようだなんて、わっしはそんなココロ狭くないもんね。

コレはね、ケンイツエンチョーがいただいてきた鎌倉みやげのお菓子、いま巷でなかなかの人気者の、鎌倉紅谷さんというお店の銘菓”クルミッ子”だよ。

5コ入りの茶色い箱の上になんとなく寝っ転がってみたら、アラ不思議！まるでわっしのベッドみたいなの。

「ンー・・・手頃な枕はないかなぁ・・・？」

そう思ってふと箱を開けてみた。なかからひとつクルミッ子を取り出して箱の上に置いてみたら・・・。

「おぉぉぉぉ！完成！クルミッ子ベッドが出来上がったぁー！」

カンカンカカーン！

寝て心地良し、食べてうまし、クルミッ子はサイコーのお菓子だなーっ！

「・・・勘九郎？しばらくベッドにしててもいいけど、賞味期限内にはちゃんと食べきろうね。」

もちろんさ！我が家のスイーツ番長として、しっかりお世話させていただきまっす！

「お世話っていうか、ホントに番人みたいだね。勘九郎の許可がないと食べられないのかね？」

わっしのクルミッ子ベッドを勝手に食べるなんて、そんなの許されません。

でも、でもでも、みんなで仲良く、ひとつずつ大事に食べようね。

カーン！

勘九郎

酔いどれジェラート番長

11.11はポッキーの日！

スイーツ番長あこがれのシェ・シバタ

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